この世の中、親は我が子の「成功」を望む。
おそらく、ほぼ全ての親がそう願う。
幸せに
楽しく
裕福に
安定
囲まれて
包まれて
子供にはちっとも届かないその思い。
時にはそれと真逆に進んでしまいそうな行動すらとる。
イラつき
戸惑い
悩み
そんな日々もあるだろう。
しかし不思議なもので
いや
不思議ではないな
人は誰しも同じ道を通るはずだが
いずれ子供自身も成長し
少しずつ自分の周りの世界が広がり
先も見据えるようになると
自分自身が自分自身に対し希望や理想を乗せるようになる。
そう
それが題名にも書いた「want」である。
子供自身の内発的な「want」。
金持ちになりたい
あれも欲しい
これも欲しい
もっと欲しい
もっともっと欲しい
モテたい
満たされたい
求められたい
そんなさまざまな「want」を抱きながら
子供はさらに成長していく。
その時、その「want」を叶えられる子は
どんな子だろう。
まあ、もう題名にも書いてあるから分かるだろう。
「do」
である。
世の中、何かを手に入れている人は必ず「want」から「do」にシフトしてるはず。
そうでしょ?
望んでるだけで欲しいものや状況が転がり込んでくることはないんだから。
僕は小学生の時、友達が持っているようなゲームウォッチが欲しかった。
こういうやつ。
覚えてるよね?
でも、買ってもらえなかった。
おそらく、僕の両親の教育方針だったと思うんだけどね。
そしてどんなに訴えても買ってもらえることはないとわかっていた僕は
何をしたか。
ダンボールで忠実に再現して作り、それを持って脳内でゲームをしたんだ。
そしたらね
それがとてつもなく面白かったんだよ。
その作る工程から全てが。
そこから展開して
なんと
二つ折りのゲームウォッチも再現。
こういうやつ
この段階になるとね、
僕の中での「want」は「よりリアルに作りたい」に変わってたんだよね笑
脳内でゲームはできちゃうけど、
実際に手を使って忠実に再現するっていうのは脳内だけじゃ無理だから。
んで、友達の家に行ったときにサイズまで測ったりしてね。
分かるかな
こうやって、「want」をもとに「do」にシフトすると
それを手に入れる可能性が上がるだけじゃなくて
もっと別の展開も起こりうるってことよ。
だからね
成長段階の子供がいる人達
子供の「want」はすぐに叶えてやるんじゃなくて
「まず何かやってみたら?」
とか、そういう声かけが大事なんじゃないかな。
そうやって小さい頃から
want→do
を自分の中でシフトさせていく回数が多ければ多いほど
大人になっても「行動」がとれるようになるんじゃないかな。
まわりに多くない?
願ってるだけで実際に何も動かない人達
我が子には、そうならないで欲しいよね?