これは「苦言」である。
保護者の方と話をしていると、我が息子、娘の悪いところばかりに目が言っている人が少なからずいる。
いや
ほとんどの方がそう、と言ってもいい。
分かるよ?
僕も親だし、紆余曲折あって大学生にまで育て上げたからね。
日々の生活の中で、家族とはいえイラつくことばかりだし、ストレスも溜まる。
そこに「期待」も大きく乗り、
毎日のように横から「不安」という暴風雨が吹き付ける。
でも、根底には「無限の愛情」がある。
このぐっちゃぐちゃの中で毎日子育てが行われるんだ。
分かる?
土台に分厚い愛情があり、
そこからたけのこのように芽を出し、ガンガン伸びる。
綺麗な花も咲かせるけど、たまにとんでもない臭気を放つ。
触ろうとすると突然トゲが飛び出し、指を刺してくる。
横を見ると、可憐な花ばかりを咲かせる他のたけのこがあって、
自分の大事なたけのこを追い越して成長。
そして不定期に突然襲ってくる暴風雨、雷、大雪
守ってやりたいが、近づくとトゲをだす。
それなのに、こっちを見て甘えたそうにしている。
そんな姿
ついつい、トゲのことばかりに目が向くよね。
ついつい、臭気のことばかりに目が行くよね。
でもさ
それは直らないよ?
そーゆーもんだから。
旦那さんの鼻が低いって文句言っても仕方なくない?
しかも、それもひっくるめて好きになって結婚したんでしょ?
毎日「鼻の低さ、どうにかならないの?」
って言われても、旦那さんはどうしようもないよねぇ。
何かしらのやる気が出たり、改善したりするの?
しないよね?
これまで僕は多くの
「ガンガン伸びる子」
「上位にいる子」
達を何人も何十人も何百人も見てきた。
その子達の保護者の方は
謙遜こそすれ、我が子に対して
「私たちの自慢の息子!」
「私たちの自慢の娘!」
という意識をすっごく感じるんだよね。
っていうか、どんなに我が子の文句を言いまくってても、根底には必ずそういう気持ちはあるはずなんだ。
そこをもっとしっかりと見つめてほしい。
そして、必ず言語化して欲しいんだ。
言語化しないと頭に残らないから。
おー
そうだそうだ
今後の新規の方には
「お子様の、どこが自慢ですか?」
と聞くことにしよう♫
LINEに文字が残るように。
そうしよう
そうしよう。