昨日の中学3学年は英語長文に挑んだ。
中3は学校選択問題レベル。
と言っても、長いだけの平易な文。
個人差はあろうが、それほど得るものは大きくなかったかとは思う。
しかし
ながーい文は感覚とメンタルを慣らさせておくことが大事だからね。
そして中1は、ほぼ初めてと言ってもよい「初見長文」に取り組んでもらった。
テーマは「この文はどこで切れるか」と「会話文の雰囲気」である。
松江塾の長文指導は「スラッシュで切る」ということに重きを置く。
つまり、
前から読む
ということ。
最終的にどこの高校を受験することになっても、英語は「時間との戦い」になる。
学校選択問題にしても、都立自校作成問題にしても
そして時は進んで大学入学共通テストでも。
とにかく大量の文をザクザクと高速で読み進めていかないといけない。
そのために必要な勢いとリズム
身につけた文法力と単語力で前からザクザク。
その時、「手」を使ってスラッシュを入れ、今のまとまりで塊ごと理解していく感覚。
これが大事。
その第一歩を昨日踏み出せたかな、と思う。
普段から音読している子達が大多数なので、この辺りの感覚はかなり鋭くなっていると感じた。
そして会話文独特の「省略」ね。
まさに会話内容をリズムよく追っていかないと
「なんだ?この文は…」
となってしまう。
なんだか気持ち悪いが、会話の内容からしてこーゆーことなんだろーな…
と、省略の意図を推測しながら進む。
そんな「生の現場」を体感できたのではないだろうか。
そして中2も同様。
こちらは説明文。
文構造も複雑化してくるが、「単語さえ分かれば」というところに行き着くことが理解できたと思う。
文法の超速先取りと反復は、こうやって早期に入試レベルの長文に触れるためだ。
しばらくは中間テストのために授業は止まるが、ちょこちょこと長文は読むようにしていこうか。