生徒が言ってくることがある。
いや、かつての松江塾での話。
「先生、英語が最初から全くわかりません」
これね。
当時の僕はそういう生徒に文法を最初から丁寧に教えた。
しかし
この子達の英語力が伸びたり、得意になったりすることはなかった。
その場では理解したように見え、問題も解ける。
それなのに、点数や偏差値は伸びない。
その理由は何だろーかと考えに考え、そういう子達を観察しまくった。
そして見えたものは
そういう子達の言う「最初」と、僕ら講師が思い込んでいる「最初」は全く別物だということ。
そこに気づいてから、初学の子達に対するアプローチを大きく変えた。
そしたら、
中学部全学年で英語の塾内平均点が90点を超えた。
ズレが修正できたってことだと思う。