「え?君何年生?」
僕は滅多にプレの水曜コースには顔を出さない。
土曜はチラチラ見てるんだけどね。
今日はたまたま水曜コースの子達と机を並べて、毎日シリーズの解答と問題を作っていたんだ。
すると、
「できました〜」
と言って手を挙げる子がいたので
その子のプリントをチェックしてみた。
そこには我が天使な奥様の自作問題があった。
「真島先生は48歳。○○君の年齢の6倍です。○○君は何歳ですか?」
こんな感じだったかな。
解答欄は二つあり、絵で考えるところと式を書くところがあり
そこには何やらたくさん書き込まれる文字が。
まあ、その子は「できました」と言ってるわけだから、まあ普通にできてるわけで。
でも
何か様子がおかしい。
何がって、
その子、明らかに身体が小さい。
正解している問題は小3だよね。
でも、どう見ても小3じゃないんだよ。
だから僕は聞いてみた。
「君、何年生?」
するとその子は指を2本立てて
「2年生」
と答えてくれた。
軽く衝撃を受けていると、続々と後ろから「できました!」と言う声。
これまた身体が小さい。
学年を聞くと、これまた2年生。
どうやらプレで凄いことが起き始めているようだ。