父は癌で胃の75%を切除し、
その後転移が判明して抗がん剤治療を続けている。
投薬期間は身体がしんどいようで、ウダウダ言っているようだ。
しかし、そうじゃない期間はプールに行ったり歩いたり、何やら好きなことをやっているようだ。
80代半ばになり、男性の平均寿命も超えた。
そんな父を見ていると、つくづく「人生一度きり」という言葉を強く感じるものだ。
家庭を持ち、仕事に邁進し、多くの部下を持ち
そして退職後は自分で飲食店を開業。
多くのお客さまに支えられ、半ば生きがいのように営業を続けている。
そして好きな海外旅行にも行きまくり、息子と娘を送り出し、孫を抱き
孫全員の大学進学も見届けた。
全部達成したということはないだろうが
やりたいことを
やりたい時に
やりたいようにやっている
傍から見ているとそう感じる。
なかなか良い人生ではないか。
やりたいな、と思ったことは
そう思った時にやってみる
多分それが一番後悔がないし、
何より一番ワクワクするではないか。