僕は生徒達に
「自分の力のみで行ける高校に行きなさい」
よくそう言う。
それが結果的に「自学力」に繋がっていくわけだが、
なぜ塾なのにそんなことを言い、そういう仕組みで塾運営をしているかと言うとね
松江っ子達が行くような高校は、その先の大学を目指した「本戦会場」なわけで、
その各高校の上位層は殆どが「自分の力のみで頑張れる子達」なんだよね。
もちろん、モチベーターや環境はある程度必要だとは思うけど。
そういうルートを辿る子達だって、結局上位層は「自学力モンスター」達ばかりだからね。
誰か、他者の力や仕組みで得点力を上げて進学してもね、
それはイメージとすれば誰か他の人が一生懸命空気入れでビーチボールに空気を入れてくれてる状態。
本人はその中でちょっと空気入れに手を添えるだけ。
それで空気パンッパンな状態で海に一人で行ってもね
しばらくしたら萎んできちゃうよね。
その時、何が起きちゃうか。
さっきもデータで示したよね
川女の下位42%は、GMARCHにも行けないという現実。
42%って、結構な割合だよね?
川女に進学する子達の大部分は、中学は「かっ飛んで頭の良い女の子」って印象でしょ?
その子達の42%だよ?
あー、ちなみにこの数字は、国公立大全てをGMARCHより上位という設定で算出してるからね
でも現実にはそうじゃない感覚もあるよね?
その国公立ならGMARCHに行くかなーってところもあるでしょ?
そう考えると、割合としては42%よりも多くなるよね
下位半数くらいって感じになるのかな?
中学ではかっ飛んで頭が良いと言われていた子達の半数が、大学はGMARCHよりもレベルの低いところに行くっていう現実。
これは現実だからね?
誰かの力で
誰かが作った仕組みの力で
それを自分の力だと信じて成功体験を手にしちゃうことのデメリットは
思っているより大きいってことをしっかりと肝に銘じてもらいたいんだ。
親も
子も