ほほう
面白い記事を読んだ。
6歳児の語彙力
上は11歳レベル、「蔵書」なども使いこなせる、と。
下は2歳レベル、「湯気」が分からない、と。
その差は9歳分。
実際に授業していると、具体的な年齢差は分からないが、差は大きいと感じることが多い。
というか、それは当たり前よね。
身長の差と同じようなもんだと思っていいだろう。
さて、その語彙力
母親との会話に大きく依存しているという。
これもまた想像通り。
ポイントは2個。
まず、子供からの言葉かけに、どれだけ速くレスポンスできるか。
特に幼少期においては、高速ボール拾いみたいな感覚で、とにかく子供の発する言葉を拾う。
そしてポイント二つ目は
返しの発話の短さ
子供の「1」の発話に対し、「5」や「10」の分量の言葉をかけてはいけないのだと。
これ、首がもげる思いだったよね。
子供が犬を指先し、
「ワンワン!かわいい!」
と言ったとしよう。
それに対して母親が
「ワンワンだねえ、かわいいね。あのワンワンはトイプードルっていうんだよ。茶色いね。」
こんな感じで無理に言葉を増やそうとしても、子供は
目の前の犬と可愛さしか言語化できてないわけで、そこに追加で新規語彙を乗せても、思考停止、聞かなくなる練習をしちゃうってことね。
これは分かりみが深いなー。
レスポンスを速く、そして返しを短く。
そのやり取りの回数を増やしていくことで、子供の語彙は増えていくってことね。