第二弾を書いてくれたようだ。
この記事の中でも書いてあるけど、
松江塾は松江っ子が作り上げてきたんだ。
そんな松江っ子達は、まさに「The 中学生」であり、
僕らは彼らを率いる船長というよりはむしろ「傍観者」「観客」というスタンスだろうか。
最初こそみんなを船に乗り込ませて、各自の身体のサイズに適したオールを手渡したり、漕ぎ方を教えたりして
そして足で岸を蹴って船を出発させるけどね。
でもその後は基本、声かけと見学だけかな。
「大きな波が来たよー!どっちに進むー?」
「ちょっと左に曲がってるんじゃなーい?」
「ここらでちょっと休憩しよーかー」
「もう5分だけ必死で漕いでみるー?」
そんな感じ。
途中、休憩のために停泊した港で何人かは下船する。
モーターボートのほうが楽だって子もいるからね
うん、それはそれ。
仕方ないよ。
速いし、楽だしね。
でも、自分の力で船を進めてみたいって子も新たに乗船してくる。
最初は7人だった松江塾という船
今では無料高校部の子達も合わせると400人近くになってる。
小舟から遊覧船みたいな大きさになったけど
やってることはずっと同じ。
「あの島まで行きたいんでしょ?だったら手にしたそのオールで自分達で漕ぎなよ」
そう声をかけるだけ。
それだけ。