塾として、実は一番大事なことだと思っている。
特に「この先が本戦」という中学受験や高校受験の場合ね。
どれだけ短期間でもいいから、
「これはあなたの受験なんだから、全て自分で考えて自分で行動しなさい!」
と伝え、それを実行させること。
塾としては、出そうな問題を「あれもこれも」とやってあげたくなる。
しかし
こんな大事なチャンスに、少しでも「自走感」を味合わせないでどうするのか。
自転車に乗れるか乗れないかという時に
後ろで支えている親の腕の力を感じ続ける子と、
あれ?これは自分だけで乗れてる?え!おおっ!
と感じる子
その先の自転車レースで早くスタートを切れるのはどっちなんだって話よね。
極論だが、入試に出る問題をそっくりそのまま的中する講師なら
誰でもどんな学力でも自学力のレベルでも、望んだ高校に合格させることは可能だろう。
そしてそれを「塾講師としての自分の腕前」と信じ、アピールすることもできるだろう。
しかし…
その先どーすんの?って話よね。