トップ校は、みんなが時速100キロで走っている環境だと思って欲しい。
その上位半分は完全に自力で100キロを出す。
トップの子は120キロくらいだろうか。
半分以下の子達は
90キロ
80キロ
と、少しずつ自力で出せるスピードが落ちていく。
でも、その環境に入れたのはどうしてか。
「塾の力」
であろう。
自走であれば70キロしか出せない子を
引っ張る
背中を押す
そうやってゴールで100キロの速度にして、合格。
塾はそこで手を離し、
「あとは自分で頑張れ!」
と言う。
笑顔で手を振りながら。
しばらくは惰性で進むだろうが、そもそもの自走力は時速70キロである。
自分の力だけで100キロ出せる子達は速度を落とさずそのまま進む。
それが「高校で沈む子達」「中受後に深海魚」になる子達の正体である。
続く