これね、
結構勘違いしている人は多いんだけどね、
先取りって、飛び級とは違うからね。
例えば今の中1が完全に中2として授業を受けるのは
無駄な躓きを生むだけだからね。
だって、中1の内容がしっかり習熟してから中2の内容を乗っけないとダメだよね?
これがダメな先取りのイメージ
ちょっと賢い子向けに、松江塾も一度考えたことがあるんだ。
中1の上位の子が、中2と一緒に同じ授業を受ける仕組みね。
でも、これは危険なことだって、生徒をじっくり見ていて気づいたんだよね。
中1の上位の子が中2と同じ授業を受けるとなると、
「中1の内容は完璧」ということが不可欠な前提となる。
でもね、
実はこの状態になってる子って、学年トップの子でも100人に1人ぐらい?
なんだ。
必ずどこかに穴がある。
んー、穴というよりは
習熟度に不安がある。
って言った方がいいかな。
これはね、生徒の顔を見れば分かるよ。すぐに。
正しい先取りはね、
こんな感じ。
まず先の内容の土台の土台、基礎だけを薄ーく先に敷いておいて、
そこの上をじっくりと後からキッチリ乗せていく感じ。
だからね、
中1なのに、中2用の問題集をやるのは危険。
上位の子であればある程度は吸収するだろうけど
本人は「どこか不安」な雰囲気を感じながら学ぶ単元が出てきてしまう。
「え?これが1学年上の内容なの?簡単すぎないか?」って、全く障壁も感じないレベルで進むこと。
これが大事。