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松江塾代表真島による何でもブログ!

新•英語教科書の問題点

 

英語の教科書が変わり、その問題点や指導の改善点が見えてきた。

 

まず、そもそも今回の教科書が求めているものは何なのかを考えてみた。

 

言うまでもなく、大学入試の変化がその原点にある。

 

聞いて内容を理解する

読んで内容を理解する

しかも、高速、大量に。

 

本来はこれに

 

書いて内容を伝える

話して内容を伝える

 

というものも加わるはずだったが、

 

テストや合否といったものとの相性が悪すぎて頓挫。

 

結果的に、その皺寄せが「聞く」「読む」のほうに向けられ、難易度や量が激増した。

 

つまり、今の英語教育は

 

キッチリ

カッチリ

細部まで

 

 

という従来のものではなく

 

ザックリ

ドッサリ

高速で

 

が求められているのだろう。

 

 

 

昨日、中2が入試問題を解き

 

「なんとなく読めちゃいますね♫」

 

と言っていたのが大きなヒントだが

 

 

もう、今はそれでいい、という方向だろう。

 

 

「なんとなく分かる」

 

 

日本人が日本語を読んだり聞いたりする時に、多少飛ばしたり誤訳したとしても、なんとなく意味が伝われば不都合がないように

 

 

そして例えば

 

「見られる」が正しいところを「見れる」と書いたり言ったりしてもスルーされるように、

 

「細かいことはさておき、内容が…」

 

という流れなのだろう。

 

 

 

 

とにかく大量に、使える英語を

 

 

そのコンセプトで作られた新教科書

 

スタートする前に随分対策を練りまくったので、松江塾としては何も不都合がない。

 

旧教科書時代の時と塾内平均点は変わらず90点に迫る。

 

 

しかし、生徒から聞いていると

 

学校は大変らしい。

 

 

コンセプト通りに指導する、つまり「なんとなく大量に」という指導で

 

結果的に「何にも分からず大量に」と感じる生徒が大勢発生しているという。

 

まあ、これは学校平均点を見ても分かる。

 

 

 

 

 

さて、話は変わるが

 

早期英語教育の指針となる「英検」

 

 

これも「なんとなく」の権化のようなテストである。

 

4級や3級を持った状態で中学英語をスタートさせても、蓋を開けてみれば

 

「何も分かってない」

「なんとなく分かっているが自信はない」

 

という子がほぼ全員という状況。

 

 

目安として「中学卒業程度」で3級だから、

 

受かっていれば中学の英語は大丈夫だろうと思う人は多いだろうが

 

これはもう都市伝説みたいな話なのである。

 

 

 

この「何となくは分かってるけど…」という状態、

 

 

学校のテストなどもそれに基づいて作られれば何の問題もない。

 

 

つまり、細かく点数をつけて序列化するのではなく

 

ある基準を超えていれば合格、ダメなら不合格

 

 

そんな感じであれば今ほど心が折れた子も多くはないはずだ。

 

 

大量に、高速でなんとなく理解できれば良い

 

それがゴールであり、そのために作られた教科書なのに、

 

テストはかっちりとした知識を求められ、成績がつく。

 

ワークも

 

テキストも

 

プリントも

 

 

「なんとなく」では⭕️にならない問題ばかり。

 

 

当たり前に心は折れて、もう何も吸収しようとしなくなる。

 

 

つまり新教科書は

 

 

ゴールも途中の道もボヤボヤしていて曖昧なのに、

 

何故か途中のチェックポイントだけは健康観察やタイムチェックなど、やたらと厳格に行われている

 

 

そんな状態だと言えば伝わるだろうか…。