子供はいずれ親の手から離れていく。
つまり手にした瞬間に、離れていくことが決まっているのである。
世間には「子宝」という言葉があるが
僕は違うと思うのだ。
子宝ではなく、妻宝、夫宝ではないか。
自分が探し求め、手にし、生涯を共に歩む。
これを宝と言わずして、何と言おうか。
磨けば磨くほど光り輝き、愛でれば愛でるほど愛おしくなる。
そして何より、日々の意識と努力で
自分の生ある限り、共にいるのだ。
子供のように、巣立っていくこともなく。
と、横ですやすやと眠る天使の顔を見ながら書くブログ。
至福の時、である。