【中2生へ】
名簿を見ても分かる通り、音読や自学課題の提出に大きな個人差がある。
毎年多くの生徒を見ていると、結果的に上位難関大学や有名企業に進んでいく者は、こういう課題に対していち早く習慣化して成果を出している。
こういう課題を出さない者は、音読や自学に取り組むよりも大きな価値を生み出すものに時間を割けているのか。
もしそうであれば問題ないが、得るもののない時間を浪費しているのであれば、それは将来の自分の価値を削ぎ落としていることに他ならない。
君達には親がいる。
毎日毎日決まった仕事をし、君達の将来に光輝くものを期待して時間もお金も注ぎ込んでいるのだ。
自分に向けられたその期待やお金を考えたことがあるか。
もし逆の立場なら、今の自分を許せるのか、評価できるのか。
今、君たちの考える「やらないための正当な理由」は、多くの場合単なるわがままである。
そのわがままと引き換えに将来の自分の価値が秒速で下降していることに気づいた方がよい。
今日この瞬間をもって、課題の提出は全員がフルコンプリートで出しているものとする。
名簿もそのように修正する。
やらない者はやらなくていい。
それでも名簿上はやったことになる。
自分のスマホから提出をしている者は、本当は全くやっていないことが保護者の方にバレることもないだろう。
毎日毎日、君達の学力向上を信じ、名簿の前で数時間スマホやパソコンと向き合っていることに疲れた。
自分の将来の価値を上げるべく行動しない者は、
「今後出しません」
とLINEで宣言するように。