子供は当然ながら語彙が少ない。
当然知っているだろうなー、と思うような言葉でも意外なほど知らない。
先日の小5国語、
「至れりつくせり」
という言葉を知らない子が多くて驚いた。
漢字が読めないんじゃなくて、その言葉自体を聞いたことがないんだよね。
そんなバカな!
って思うでしょ?
でも、現実なんだ。
多分ね、親の記憶を辿ればどこかで話したりしてるんだよ。
でもね、子供はスルーしたってことだよね。
親は常にアンテナを立てておいて、テレビやYouTubeで「この言葉、知ってるかな?」と思ったものは話題に乗せて欲しいんだ。
知ってる?
どう言う意味?
言い換えるとどーなる?
そんなジャブで、本当に分かってるかどうか確認。
もし怪しかったら、その言葉を徹底的に使い倒してあげて欲しい。
例えばさっきの「至れりつくせり」なら、
その瞬間に親が「至れりつくせりマン」になって、
「至れりつくせり!」って言いながら、子供にあれこれとやってあげて欲しいんだ。
何から何まで過剰なまでに♫
子供が笑うまで♫
追いかけて追いかけて「至れりつくせりでございますー!」って言いながら。
そうやって笑いを交えたら、きっと子供の頭に染み込むから。