僕は生徒に好かれようと思ったことはない。
ただひたすらにその子を見て、どういう子なのを観察し
その後ろにいる親の考えや行動を推し量る。
その子と、その子を取り巻く「教育」の匂いを
その子の姿勢、表情、声、文字、目
そういったものから嗅ぎ取るのである。
そこには「その子に好かれたい」という気持ちは1ミリもない。
これは多分、自分の子育てにおいても同じだ。
我が子らに好かれ、良好な親子関係の構築を第一に!
なんて考えたことはない。
ただただ、僕が老いた後も、我が子らが強く楽しく生きていけるように
それだけの力を身につけるにはどうすれば良いのか
それだけを考えて行動してきた。
もちろん、我が天使な奥様の絶妙な家庭内コントロールがあってこそ、だが。
今後も家庭や塾内において、
僕のこの姿勢は変わることはない。