毎日音読を始めて約2ヶ月。
確かに定期テストの結果は良くなったし、英語の新教科書にも対応できている。
しかし
音読の1番の効果はそういうことじゃない気がする。
これはね、自分の子供だけ見てても分からないことかもしれない。
あのね
授業をやっていると分かるんだけどね
生徒達の集中力と、授業に取り組む姿勢、人の話を聞く姿勢が激変した
これね。
この2ヶ月、毎日のように保護者から同じようなLINEをいただく。
それは
「大勢の生徒の音読、提出を確認するだけでも大変ですよね?」
という内容。
今は夏期講習中だから、音読の出だしだけ確認して短い返信やスタンプを押し、名簿に⭕️を書く。
朝起きてから授業までの2時間、お昼休みの1時間、夕飯休みの1時間。
この4時間の間にチェック。生徒がテストやってる時間もチェックできるから…
合計5時間くらいかな?
普段と違ってスマホ一つだけで確認するから、1人につき1分だったとしても1時間で60人。
音読の提出は毎日300人を超えるから、これでもギリギリ。
でも普段の日であればスマホとパソコンとiPadで同時に聴くから、全員のを全部聴いても8時間くらいで終わる。
朝7時から塾に行くまでの時間で余裕ね。
こう書いていても、確かに大変そうだ笑
でもね
その大変さを軽く軽く超えるほどの生徒達の激変っぷりは
もう、塾講師としては金脈を見つけたような気持ちになるんだよね。
伸びる可能性しか感じない
って感じ。
その可能性がこの2ヶ月、日増しに強くなっていくのを肌で感じちゃってたらさ
もう止まんないよね♫
そう言えば昨日のプレ、ちょっとした短い休憩時間に、誰かが島崎藤村の「初恋」を暗唱し始めたんだ。
そしたらさ
その隣の子、そのまた隣の子が同じように声を出して、ちょっとした合唱みたいになってたんだよね。
小学校低学年の子達だよ?
さらに驚いたのが、授業の頭でフォニックスの「ir」の発音指導をしたんだけどさ
まー、嘘みたいにみんなこっち見てしっかり聞くんだよ。
低学年の子達40人が!
毎日音読、目の前の文に意識を向け、必死に最後まで文字を目で追って声に出す。
その意識の先、目線の先は針のように尖って一文字ずつ文字を追いかける。
その時間の集中は、きっと大人の想像を超えているんだと思う。
そしてそれを毎日。
その蓄積が、子供の集中力を間違いなく育ててるんだと思う。
「音読 効果 子供」
なんて検索したら、もうそれはそれはたくさん情報はあるわけよ。
東大京大
なんて文字もすぐに飛び込んでくる。
音読の効果がいかにデカいかが分かりすぎるほど書いてあるんだけどさ
僕はその効果を何百人という子達をこの目で見て感じ、肌で感じてるからね、毎日。
毎日音読を始めて、僕の生活は一変したが
それ以上に変わったことがありすぎるよって話ね。
さーて、今日は1日かけて全員の音読をひさしぶりに全部聴こうかな。
なんて思いながら寝たら、
5時に目が覚めてしまった笑
音読聴き始めたいけど、聴いた後の返信LINE、さすがにこの時間だと迷惑だろ笑
もう一眠りするか!