個々人の都合や理由など
テストという一枚の紙の前では何も関係がない。
ただ、その紙の上に書かれた問題を解けるか
解くに足る知識を持ってきたか
それだけが試され、
点の足りない者は
「君はうちには要らないよ」
と、なんの感情もなくはじかれるだけなのだ。
松江塾は厳しいと言われる。
放置されるよ、と言われている。
それが世間で思われているような「放置」なのかは
通ってくれている300人に聞いてみなければ分からないが。
ただ、入試というもののシビアさ、また高校に入ってからの放置環境、自分で頑張らなければ1ミリも向上しない現実を知っているだけに
頑張らない子を手取り足取り支えるつもりは
全くないのだ。
そういう子は、支えれば支えるほど
自分で立つ力を失っていくから。
ここからは僕個人の考え。
よく、「支えが必要な子もいる」、という意見も聞く。
でもね
そういう子の場合は、今の時点で自分の力でできることを徹底的に伸ばしたほうがいいと思う。
勉強じゃなくてもいいから。
そうやって「自分で頑張る力」を伸ばせば
結果的にどうしても勉強を頑張らなければならない時には
その力が発揮できるんじゃないかと。
学習歴も学歴もない人が大人になって、
ビジネスで大成功しているようなケースは
多分、そうやって自分の力で立てるものに没頭してきたからじゃないかな。
んー
筋肉みたいなもの?
肉体労働で身につけた筋肉って
スポーツでも活用できるでしょ?
ってイメージ。
僕が生徒に
「まずは自分が出来そうな科目だけでもいいから自力で頑張ってみなよ」
と声をかけるのは
そういうことなんだよね。