小5・小6が今取り組んでいる英語学習。
結構ハードである。
数年前から言われ続けた「4技能」
いろいろあったけど、共通テストの出題傾向が大きく変わった。点数配分も、ね。
もちろん、これまでのように文法をしっかりと学び、正確に文構造を理解するという勉強は不可欠だが、
それ以上に「大量の英文を聞いたり読んだりして、テキパキと理解していく」という処理スピードが重視されてきたよね。
それは中学の新しい教科書でも顕著だ。
なんの説明もなく、中1から会話文に動名詞が出てきたりしてるしね。
単語を見て、パッと日本語に変換する力
その逆も同様の速度感が求められるようになったよね。
ということで、
こうやって大きな流れが変わった以上、旧来のやり方のみにしがみついていてはダメだと判断。
方向転換ではなく、これまでの太い幹から伸びる枝葉を太くするイメージだね。
まず中1の英文法をガッチリとマスター。
ルール重視でね。
なるべく単語を簡単にして。
ここまではこれまでの僕の授業を継続。
でも、ここからを大きく変えた。
4技能の「聞く力」と「話す力」
これを徹底的に伸ばす方法を取り入れたんだ。
ここ最近の記事を読めば、もう分かるよね?
「徹底的な音読とスラ訳」
これだ。
でも、塾に来る時間は限られるし、どうしたって「座学」の時間がメインになるからね。
みんなの前だと思いっきり声を出すことも躊躇する子もいるし、
だからこその、家での音読と音源提出。
これ、本当に最高だと思うよ。
そこで、今週の火曜日に小5達に出した
「毎日英語音読和訳」のタイムの成長っぷりを調べてみた。
内容としては、
be動詞の文
一般動詞の文
それらの疑問文、否定文、答えの文
これらがごちゃ混ぜになって90文ほど。
これをまず一気に英語で読み、次に全部を和訳する。
これを「5分30秒以内」に読むという課題だ。
これ、最終的にクリアーした音源だけを送ってもらおうと思ってたんだけど、
タイムを5分30秒に設定して練習すると、時間内に読みきらなかったところって読まないよね?
ピピピ!
ってタイマーがなったら、
「くそ!!!」って言って、もう一度最初から読み直すじゃん?
でも、大事なのは「何度も言って慣れること」だから
とにかく時間は気にせず、毎日録音を送ってもらうようにしたんだ。
そしたら
A君
12分1秒
6分1秒
5分10秒
B君(今朝出してくれたものも含む)
11分9秒
10分24秒
8分21秒
7分25秒
Cさん
8分0秒
4分53秒
4分31秒
Dさん
14分58秒
8分55秒
7分18秒
Eさん
13分52秒
9分49秒
7分39秒
Fさん
10分33秒
7分57秒
5分58秒
Gさん
5分58秒
4分56秒
4分32秒
H君
7分38秒
5分59秒
4分46秒
Iさん
7分7秒
6分8秒
5分36秒
Jさん(翌日録画受講のため2日分)
10分15秒
7分26秒
Kさん
5分42秒
4分56秒
L君
9分21秒
6分24秒
5分14秒
Mさん
8分10秒
6分58秒
5分50秒
N君
13分21秒
7分40秒
5分23秒
Oさん
10分29秒
8分13秒
7分2秒
Pさん(練習した分を全て送ってくれました!)
8分12秒
7分8秒
5分25秒
5分28秒
5分8秒
Qさん
6分39秒
5分3秒
4分50秒
R君
12分36秒
6分41秒
5分56秒
Sさん
12分18秒
6分33秒
5分47秒
T君
12分36秒
8分50秒
7分23秒
U君
7分
5分54秒
5分16秒
小5は30人以上いるので、まだまだ全員分探し出せてないが
どうだろうか
分かるのは
「子供の成長はすごい」
ってことだよね。
みんなの声が、どんどん自信に満ち溢れ、もうゲーム感覚で楽しんでいるのがよく分かるんだ。
まだクリアーできていない子達もたくさんいるが、
そんなことはどうでもいいよ。
まだ金曜日だ。
焦らず、毎日しっかり目で見て、声に出そう。
絶対に大丈夫だから。
もちろん、全部聞く!
「小5でこれ?スゴくない?」
これは弟の音読を聞いていた中学生のお兄ちゃんの言葉だそう。
ふふ♬
そうだよ
松江っ子はすごいんだ。