まず、このブログをお読みいただきたい。
selfmanagementforkids.hatenablog.com
この方はお子様がまさに中1であり、
それこそまさに「超リアル」な感想だと思うんだよね。
いろんな記事でもさ、「英語が難しくなった!」と書かれてるけどね。
僕の感覚では
「違う科目になった」
くらいの違いがあると思ってるんだよね。
単語が増えたり、
高校学習内容が降りてきたり、
そういうことはもちろん目に付くだろうが
一番大きく感じるのはそこじゃないんだ。
本来は文法事項としてルールと理屈を学んでおくべき単元が単なる「フレーズ」として扱われてしまっていること。
さらに、それが複数の学年や単元に分割されてしまっていること。
これなんだよね。
んー
例えばピアノ
最初に「音階」を教えるじゃん。
ドレミファソラシド♫
ドシラソファミレド♫
どの鍵盤を押せば、どの音が出るのか。
上がったり下がったり。
黒鍵の音も混ぜて、指の運びと一緒に
その音を刷り込んでいくよね。
そしてその音と鍵盤の場所と楽譜にある音符とを一致させて
まずは音階を言葉に出して歌ってみてさ
んで、それを実際の鍵盤でやってみる。
その時には、鍵盤にカタカナで「ドレミファ」って書いてあったりしてね。
そうやって、簡単な曲から弾けるようになっていく
そうだよね?
あ、僕はピアノを習ったことがないから
ここまでは適当なイメージね。
でも、何か物事をしっかり習得していく順番って
大体がそういうもんじゃない?
でもさ
新しい教科書は、そうじゃないんだよね。
全くのピアノ初心者に向かって
「ピアノの音や演奏はテレビとかで聞いたことあるよね?じゃあ、YouTubeを見ながら、同じ手の動きをしてみよう!うん!ほら!この曲、知ってるよね?弾けたじゃん!!!!」
こんな感覚に近いのかな・・・。
その子は「その曲は弾ける」って状態にはなるかもしれないけど・・・。
そうだな
具体的には
「不定詞のぶった切り」
これは驚きを通り越して、もう笑えるからね・・・。
まあ、松江っ子中1たちは
中間テスト塾内平均、90点を超えてきてるから
何とか大丈夫だと思うけどね・・・。