私は子どもの頃、運動会が大好きでした。
特別スポーツをしていた訳でもなく、小5の時に友達につられて入ったサッカークラブ以外は、全くスポーツしていませんでした。
ところが何故か走るのだけは早く、跳ぶ、走るの関係するものは大抵得意だった気がします。
そんな自分が活躍する場ということで、運動会は毎年楽しみでした。
子どもの頃の忘れられない記憶は、失敗や悔しかったことなどネガティブな記憶が多い中、得意なことで輝いた経験というものもとても心に残っている気がします。
そういった、輝いた記憶が自尊心を上げるのに役立ったことは事実かと思います。
そして、親となってからは子どもの輝く瞬間が
嬉しくて楽しくて通常運転の日常を彩っている気がします。
きっと、子どもたちにとっても、輝いた瞬間の一つ一つが大人になってからの自信や勇気になるのだろうと思っています。
しかし、子ども達が幼稚園や小学生のころは勉強ってなかなか成果がみられないんですよね。
我が子たちは、運良くクラブチームで小学生からスポーツをしてましたし、リレーやマラソン大会、スポーツ大会や年に一度の体力測定などで活躍の場があり、ワクワクしたものでした。
そんな記憶がある中で、学習面での活躍はあまり記憶がありません。
例えば、通知表ですが 我が子らは遊びも頑張るタイプでしたし、決して真面目な子ではなかったので通知表の成績は中学に上がるまではずば抜けて良いという感じではなかった気がします。
オール5の様な成績をとる子どもではなかったですし、みんなが90点以上とるようなテストではできる方なのかはわかりませんでした。
考え方は色々あると思いますが、私は必死に練習をしたならそれを披露する場というのも大切だと思います。
試合がなければ、辛い練習ははかどらないと思うのです。
子ども達が松江塾へ入塾してから、毎回の様にランキングテストなどがあり、それがある意味励みになったり、自信になった部分は多かった気がします。
先日、土曜日プレのあとで保護者の方と少しだけお話させていただいたのですが
とても優秀なお子さまの保護者様だったので、お家での学習の成果がよく見えますよとお話しさせていただき、夏期講習ではまとめテストも行いますからね!とお話ししました。
その保護者の方は、計算スピード問題の表を見てくださったのだと思いますが、そのようなものでやる気になったとお話ししてくださいました。
そうですよね、そうなんです。
あー、同じだなと正直嬉しく感じました。
まだ低学年の入塾したばかりのお子さまや、これから皆に追いついていこうとしているお子さまにとって、なんとなくランキングの様なものが見えることはどうなのか、、、少し悩ましい部分もありましたが、
日常頑張る子ども達も、二人三脚で頑張る保護者の方にもやはり目に見える試合会場はどんどん用意すべきだなと改めて感じました。
スピード計算も
まとめテストも
これから、みんなの苦手な単元に絞ったテストも
相変わらず10枚プリントの進みの成果も
ドンドン出して行こうと思います。
お子さまが、落ち込んでしまう。
やる気無くしちゃう。
と心配なご家庭は、結果をノートに貼り付けるのではなく、そっと保護者の方へお渡しできるようにしますので、お声がけをいただきたいと思います。