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「ノーミス音読」
の動画、もしくは音声データの提出をしてもらっている。
すでに回数を何回か重ねていて
その上達に目を見張っている最中である。
音読の効果について、実にたくさんの研究がなされているが
僕が思うことを書いてみたい。
まず、
算数や国語の文章問題が苦手な子は
「分からない」
と諦めるまでの時間が異常に短い。
もし本当に読んで考え、その上で分からないと判断していたとしたら
とんでもなく速いスピードで読んでいる、ということである。
つまり
実際には、目の前の文章を読んでるわけじゃなく
パッとみて
「分からなそう」「面倒くさい」
だから
「わからない」
って言ってるんだよね。
目の前に文章がドン!って出るでしょ。
するとその2秒後
となり、「分からない!」って言ってしまう。
この手の子達はね
パッと見で分かるものだけで「分かる」って経験をしてきたんだよ。
YouTubeのサムネとか、
テレビの下のテロップとか。
ほぼ一瞬で内容が分かるものだけを見る生活だったんだろうね。
これを「ノーミス音読」を習慣化することによって
こうやって端から一文字も抜かすことなく、間違えることなく読むという「行動」を反復するんだ。
慣れるまでは面倒くさいよ?
これまでは車に乗ってサーーッ!と通過していたものを
一歩ずつ徒歩で進むわけだから。
でもそうすることで、
「途中に咲いていた花の色は何でしたか?」
って聞かれた時に、花がどの辺にあったかを思い出して、
そこまで自分の足で戻り、確認することができるよね?
だって、自分の足で全部歩いてきたんだから。
これが僕の考える「音読効果」の一つなんだよね。
確かに全員の音読を聞くのは大変だよ?
これからは中学生の国語も導入していくから。
250人…笑
でも、これまでずっと音読に力を入れたいと思っていたモヤモヤを
一気に解消できるわけだからね
やるしかないでしょ♫