成績の良い子
勉強できる子
あなたの周りにいるそういう子を1人、イメージしてもらいたい。
さあ
どうだろうか。
頭に浮かんだその子に対するイメージ
きっと、
なんでも意欲的に頑張る
自分を律する
好奇心にあふれている
真面目
素直
そういう言葉が並ぶのではないだろうか。
確かに、上位層の子達はそういう要素の強い子達ではある。
しかし、そうであるが故に
実は人知れず悩んでいることも多いのだ。
上位の子達は自分が人からどう思われているのかを熟知している。
それが自分自身を頑張らせるパワーになることも分かっている。
しかしふとした瞬間に
「自分自身で感じている自分」
と
「周りから思われている自分」
とのギャップに押しつぶされそうになるんだろう。
テレビとかで、トップアスリートが悩みを吐露するようなものを見たことがあるのではないか。
あの感じに近い。
松江塾にはそういう層の子達が多いから、
僕らは当然のように「1位を目指そう!」という話をする。
さらに「自分の力で頑張ろう!」とも言う。
松江っ子達はダントツに素直な子が多いから
それを受け止めて、己の力でひたすらに頑張る。
その時にどうしても自分自身と向き合い、自分の気持ちと直面し、
自分の行動力を見つめる。
その時の「理想」と「現実」とのわずかなギャップ。
ちゃんと見つめ、考えることができる子達だからこそ
わずかなギャップに不安になり、
そして
そんな不安を感じる自分を許せなくなる。
そんな思いが堂々巡りのように自分の中を何回転かした時
松江っ子達はスマホを手に取り、僕にLINEをしてくる。
塾の先生は、塾を運営し、勉強を教えるだけじゃないんだよ。
むしろ、それ以外の時間のほうが
実は仕事が多いんだ。
さて・・・。