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川越にある松江塾!代表真島による何でもブログ!

塾探し、授業見学で見ておくべきポイント

塾探しの時期だ。

 

松江塾でも連日新年度に向けた問い合わせや申し込みが続いているが

 

塾というものが子供のこの先の進路に大きく影響を与えることを考えると、

 

塾のリアルな授業を保護者がしっかりと見学することは

 

必要不可欠だと思っている。

 

なんだかんだ理由をこねくり回して授業見学をお断りする塾は

 

論外

 

であることは言うまでもない。

 

ネットで物を買うときに、画像の一枚も載ってないのと同じである。

 

店頭で商品がない。

 

触ることができないショーケースの中にあるわけでもない。

 

手に取ることも見ることもできないものに

 

毎月何万円も払うとか

 

もう狂気の沙汰である。

 

塾業界の悪しき文化だよね。

 

松江塾は前にも書いたけど、全て丸裸だから笑

 

なんでも見てー

 

全部見てー

 

いつでも見てー

 

オンラインでリアルタイムで見てー

 

録画配信で見てー

 

そんな感じだ。

 

これが当たり前だと思うんだけどね…

 

 

さて

 

授業を見学できるという常識的な塾を見つけることができたら

 

見るべきポイントはいくつかあるが

 

プロの塾講師として

 

僕がゲラおとなし子を通わせる塾を選ぶとすれば…

 

担当する先生の「御する力」を確認するだろね。

 

 

 

塾講師に必要な力はたくさんあるが

 

僕はその中の一つに

 

「御する」

 

という力があると思っている。

 

 

 

「御する」とは何か。

 

 

制御

 

なんていう熟語をイメージしてもらえれば分かると思う。

 

 

1 (「馭する」とも書く)馬や馬車を巧みに扱う。「暴れ馬を―・する」

 

2 他人を自分の思い通りに動かす。「部下を巧みに―・する」

 

3 統治する。

「政府は暫く此愚民を―・するに一時の術策を用い」〈福沢・学問のすゝめ〉

 

天皇などがお出ましになる。

「紫宸(ししん)に―・して徳は馬の蹄(つめ)の極まる所に被(およ)び」〈記・序〉

 

 

 

 

などなど。

 

まあ、いろんな意味があるが

 

塾講師に必要なのは

 

上の3つ。

 

まず大事なのが上記の「3」

 

教室という空間を統治し、空気を自分の授業内容が一番浸透しやすい空気を作る。

 

先生が教室の前に立った瞬間

 

スッ

 

と教室の空気が変わる。

 

これは是非、授業見学などで見ておくべきポイントだろう。

 

何も、絶対的に静かになることだけが正解じゃないよ?

 

繰り返すけど

 

教室の空気を、自分の授業が一番浸透しやすいようにする、ってことだからね。

 

生徒とわちゃわちゃやり取りをしながら進めていく授業をする先生なら

 

わちゃわちゃ

 

は消さないようにコントロールしないといけない。

 

自分のやりたい授業だけじゃなくて

 

生徒達の作り出す空気との調整も必要だしね。

 

何人か核になる生徒がどういうタイプなのかにもよるよね。

 

これは年度が新しくなって、数回の授業でつかめること。

 

 

 

次に大事なのが上記の「2」

 

生徒達を思うように動かす力。

 

これは具体的な授業の進行と関係が深いね。

 

前を向かせる。

 

問題を解かせる。

 

答え合わせをさせる。

 

そういった指示の一つずつを

 

精度高く、スピードも速く

 

テキパキと行わせること。

 

オーケストラの指揮者のイメージだろうか。

 

指揮棒をピッ!!と振れば

 

ズレることなくパーん!と楽器たちの音が揃い、

 

ホールの客席に向けて鳴り響く感じ。

 

これも授業見学でしっかり見たほうがいいよね。

 

 

 

そして3つ目

 

上記の「1」、特に例文として出ている

 

暴れ馬を御する

 

これだ。

 

塾には学校と同じように、いろんな生徒がいる。

 

発言力の強い子が

 

必ずしも授業の空気をプラスに持っていくだけではない時もある。

 

そんな時

 

例えは悪いが

 

暴れ馬

 

をどれだけ的確にコントロールできるか。

 

 

「はい!静かにしてね!」

 

とか言う講師…

 

 

僕なら即、選択肢からは消去だろうね。

 

 

その生徒を静かにできるか否か、ではなくて

 

「御する」

 

ということの価値を理解していないから。

 

 

 

暴れ馬というのは

 

言ってみれば

 

活力やパワーがあるってことなんだ。

 

その力を抑えるのではなく

 

クラス全体、塾全体の空気の加速に使わないと。

 

真面目な子

 

大人しい子

 

良い子達

 

 

そういう子たちだけを相手にして

 

良い授業ができていても

 

塾講師としては足りないものが多いと

 

僕は思っている。

 

 

僕も塾講師としてはまだまだ未熟。

 

27年やってても

 

相手の子供たちは毎年違うし

 

一人一人、同じ子は絶対にいない。

 

そういう子たちと毎年何十人も出会い、

 

最高の結果を出さないといけない。

 

大変だが

 

やりがいの固まりみたいな仕事なんだ。

 

 

集団授業であっても、個別指導であっても

 

 

御する力

 

これを常に意識して、その力を磨くことに

 

僕の意識と行動とアンテナを向ける。

 

 

そして

 

その状況は

 

見学だろうが

 

体験だろうが

 

入塾後だろうが

 

全てリアルタイムで保護者の方に見てもらえる。

 

 

商品としての価値に

 

ブレがないか

 

改善されていっているか

 

常にチェックしてもらいたい。