何事も、とにかく「最初」が一番大切だと思っている。
特に、全員が一斉にスタートする時
小学校入学
中学校入学
そういった特大のスタートだけじゃなく
各学期のスタート
各単元のスタート
そういうものも同じくらい大切なんだ。
結果的に成績が伸びない子達は
各単元の一番最初の授業の時
聞く力を強くできないことが多い。
映画を想像して欲しい。
映画の最初の5分
あの時間にトイレに行っていて、全く見てなかったとしたら?
英語の場合はそこに座っていて、
その後のストーリーも見ることになるから
なんとなく補正はできる。
そもそも見たくてそこにいるわけだから。
でも、授業はどうか。
そもそもそこに居たくているわけでもなければ
最初の数分間にボケっとしていたら
秒速で分からなくなるのは想像に難くないだろう。
「最初が一番」とは
よく言ったものである。
後から何度も説明していると
「あー、そういうことだったんだ!」
と理解してくれることがあるが
それすら、僕は指導者としてやりたくはないんだ。
だって、
後から説明してもらえれば理解できる♫
生徒がそう思ったら、ますます最初からしっかり聞かなくなるでしょ?
「聞き逃したらもうアウト。二度と這い上がれないよ」
その緊張感を塾として作り出せたら良い。
そして
その気持ちで授業を受けることを当たり前にしないと
高校では秒速で最下位に落ちる。
そして
二度と這い上がれなくなる。
それは知っておいた方がいいだろう。