英語ができない
数学ができない
国語ができない
社会ができない
理科ができない
そういう子達には
ちゃんと理由がある。
僕は特に英語と国語に力を入れているが
英語に関して、できない子は「ルール」が甘い。
例えば先日の中1のテストで
「彼のクラスには何人の生徒がいますか」
というような問題があった。
英語ができなくなってくる子は
これを見て、すぐにこの日本語を英語に変換することを考える。
彼→he
クラス→class
何人→?
生徒→student
こんな感じで。
そして疑問文だから
「Is he class student?」
なんて文をなんとか書く。
これができない子達の現実だ。
そこに「ルール」がないんだ。
例えば、サッカー。
ボールを相手のゴールに入れれば得点!
という最低限のことだけを知っている状態で試合に出る。
笛が鳴り、ボールに突進し、
いきなり両手でボールを掴む。
そこで笛が鳴り、試合が止められる。
ボールは相手のものになり、試合再開。
今度はボールをつかまずに、相手の首に抱きついて止めようとする。
しかし
また笛が鳴り試合が止められる。
チームメイトに怒られる
なんか、サッカーは面白くないな・・・
こうやって、この子はサッカーをやらなくなる。
勉強ができない子は
ほぼ全て、こんな感じなのだ。
ルール説明を聞いてない。
聞いたが、想像して理解していない。
だから、なんとなく適当にやって、×を付けられて
嫌いになる。
一つ一つ、ルールを積み上げていく。
場面場面で、そのルールを思いだし
照らし合わせて適切に対処する。
その繰り返しと積み重ね。
勉強が苦手な子達はこの工程を「面倒くさい」と感じてしまう。
もっと簡単に!!
もっと頭を使わずに!!
その結果、
できなくなって、嫌になって、怖くなって・・・・
そうなる前に、「ルール」をしっかりと定着させなきゃいけないってことに
気づかせてあげたい。
だから何度も何度も同じことを繰り返すよ。
「まずルールをしっかりと理解して覚えよう」って。
さて、今日も頑張ろう。