その子には、僕は個人的になんの声かけもしていない。
ただ、授業中に全体に対して話すことを
みんなと一緒に聞いているだけ。
ただ、それだけ。
でも
半年で偏差値を10も上げてきた。
先日、その子の自学をチラチラと見てみた。
そして、あることに気がついた。
あのね
そこに身体はあるんだけどね
その子はそこにいないんだ。
笑
真島、ついにぶっ壊れたか笑
いや
違うんだ。
そこにその子はいるんだよ。
もちろん、見ることはできるし
誰の目にも映る。
でも
その子はそこにいないんだ。
真島、やばくないか?
笑
チョットナニイッテルカワカリマセン
あのさ
これは大人でも誰でも日常的に体験しているけど
何かに集中している時
例えば運転中とか?
その時、自分の身体の存在を意識する?
しないよね?
道路の先、歩道、信号、対向車、標識、ミラー
そういったものへ意識の全ては向けられるよね?
その「自分の体を意識しない」という感覚が
その子の身体を通り越して、こっちまで伝わってくるんだ。
その状態で
自学に没頭すること。
それで
半年で偏差値が10も上がるんだ。
疲れた、とか
首が痛い、とか
眠い、とか
足が寒い、とか
そういう感覚があるのなら
多分、まだ半年で偏差値10あげるレベルじゃないってことだ。