ある中3生
夏前から、国語ができないと相談を受けていた。
いつものように、手出しし過ぎない範囲でアドバイス。
その子はそれを実行した。
すると今度は
記述問題ができない、と相談をうけた。
同じようにアドバイス。
そこから何回か記述問題の採点を頼まれた。
ほぼできてる場合と、ちょっと足りなかったりズレてたり。
そこを指摘。
その生徒は、
「なるほど、ありがとうございます!」
そう言って、また自学の世界に戻って行った。
そして昨日
「大問2(漢字や語句)の得点の仕方を教えてほしい」
とLINEが。
これまではお母さんからLINEをくれることが多かったのだが
昨日は本人から。
そのやり取りの中で
「文章題に関しては、かなりできるようになった自覚がある。あとは大問2さえできれば偏差値70も夢ではないと思います。」
そう言った。
松江塾の子達のレベルで
「できるようになった自覚がある」
とは、
本当にできるようになった、ということである。
それだけ勉強において自分と向き合わされるからね。
自分が逃げてるのか
自分が時間を無駄にしているのか
自分が能動的にやれているのか
自分が乗っているのか
自分が追い込まれているのか
それを自覚せざるを得ない環境しかないから。
さてこの生徒。
リクエスト通り、大問2の得点力の伸ばし方を伝えた。
本人が望んだから伝えた。
こういうやり取り
実はものすごく大切。
全員に伝えても、あまり意味はない。
本当に欲するからこそ、僕に聞くという行動に出たわけで
発していない子たちには
何の意味もないアドバイスだからね。
さて
次の北辰が近づいてきたよ。
どこまで伸びるかな
楽しみである。