ねえ、
塾の先生達さ
生きてくため
お金のため
分かるよ。仕事だからね。
でもさ
片手間にやっていいのかな、この仕事。
僕は
自分の子供を他の塾に預けることは
どうしてもできなかったんだ。
なぜって
この業界を長く知ってるからさ。
大手塾なんかには
大金積まれても通わせる気になんて
1ミリもなかったし。
理由?
信頼できないからだよ。
大切な我が子だ。
なんなら自分の命よりも大切な。
我が子を預ける親の気持ち
その1%でも理解し、共感できるのなら
僕ら塾の先生は
自分の人生の全てを
塾というものにどっぷり浸さなくてはならない。
少なくとも、僕はそう考えている。
それが、人の子供を預かる者の使命だとも思う。
朝から晩まで塾塾塾
頭の先から足の先まで塾塾塾
そういう先生がこの川越にいたら
僕は2人を預けたかもしれないね。