「これが出るよ」
「これ覚えてね」
「おい、やれよ」
「やらないとどうなるか、分かってるよな」
塾として、学力向上と進学実績は大事だ。
最も大事だと言っても過言ではない。
だから
僕ら塾の先生は
あの手この手を駆使し、生徒の学力アップを目指す。
会議も盛んに行われるだろう
ノウハウの共有もなされるだろう。
どんどん生徒の頭の中に知識を詰め込み
問題の解法を仕込み、反復練習させ
生徒自身が自ら解けるようにして行く
それが塾の先生の仕事だからだ。
それでお金をもらっているからだ。
しかし
本当にそれでいいのか。
子供が自ら危機感を感じ
焦り
何とかしないとな、と思い
周りの仲間から刺激を受け
没頭し
悩み
粘り
覚え
そして
解く
解ける
達成感を感じ、
欲が芽生え
前を見る
上を見る
それこそが
能動的に動ける大人になるってことじゃないのか。
おい、真島
考えろ
決して間違ってはならない。
生徒はコンピュータじゃない。
AIでもない。
意志あるところに道は開ける
生徒の「意志」「意識」
そこの働きかける言葉を
今日
どれだけ発することができるか。
９月だ。
塾にとっての後半戦が始まる。
松江塾が
本物の塾であり続けるために
書け
そして
考えよ
