高校選びは、その先の「大学」というところからの逆算で決める。
その要素は大きいはずだ。
国公立はほぼ一般入試。
だから一人でも多く国公立大学へ進学するような高校を選ぶのが最適だろう。
しかし
私立大学を希望しているのなら
「推薦」
の道は無視できない。
特に指定校推薦は、どの高校に進学するかによって本当に大きく変わってくるのが現状である。
偏差値の高い高校は、指定校推薦の枠は多いがライバルも多い。
そもそも推薦基準の評定平均をとるのも難しい。
逆に偏差値の低い高校は指定校推薦の枠は少ないが、ライバルは少ない。
推薦基準の評定平均をとるのも若干楽になる。
ここに「選択のライン」があるように思うよね。
どちらを選ぶかによって、大学進学の可能性が変わる。
それは間違いないだろう。
ここ数年の松江塾大学入試結果で
「推薦」に着目してデータを書いてみる。
2020年春
和光国際→国際教養大
川越南→中央大法
山村国際→大東文化大
2019年春
市立浦和→明治薬科大
和光国際→成蹊大
和光国際→明治学院大
松山女子→昭和女子大
淑徳→上智大
淑徳→明治大
2018年春
川越東→日本大
城西川越→法政大
星野→宇都宮大
星野→中央大
その高校に入るための努力
その高校で定期テストに全力を傾ける努力
一般受験でその大学を突破する努力
どの道を進むにしても
絶対に「努力」は必要である。
親としては
我が子をじっくりと観察し、
どの努力なら我が子が一番力を発揮できるのか。
それを見極めなければならない。
しかも
「今」の我が子ではなく、
数年後の我が子、である。
そこを判断できるのは
親以外に存在しない。