ふむ・・・
試験範囲の確認のためか
はたまた
何かしらの勉強アイテムを忘れたか
理由は知らんが、ヒソヒソ聞こえる
中2や中3の部屋では聞こえない声だ。
誰がヒソヒソ喋ってるのかなんて
僕にとっては二足歩行よりも簡単なことである。
すぐさまその子の後ろに立ち、肩に手を置き
話し始める。
「お前の理由なんて関係ない。そうやってお前が話しかけた相手の点数が下がる。集中力も下がる。周りの子たちも、お前が喋ってると認識した時点で集中力が下がる。だから点数も下がる。お前はその責任を取れるのか?」
何か忘れたら、それは致し方ない。諦めろ。
試験範囲表を持たずに爆裂に来るなんて、言語道断。
こうやって、
回を追うごとに引き締めていく。
この松江塾では、
どういう姿勢で勉強に取り組まないといけないのか。
ビシッと締める。
そのまま放置する。
しばらくすると緩む奴がいる。
だからまたビシッと締める。
その連続である。