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川越にある松江塾!代表真島による何でもブログ!

来年度の英語がどれだけ大変か(中3・中2編)

英語を教えている先生たちが

 

ざわつき始めているね。

 

ちょっとだけ書いておこう。

 

その前に言っておこうかな。

 

教科書が新しくなる時、新中1というのは

 

それほど混乱はしない。

 

だって、初めてもらう教科書だし、

 

前年度まで学んでいたこととズレは生じないからね。

 

困るのは新中2と新中3

 

分かる?

 

自分は去年学んでいないのに、

 

新しい教科書をもらった瞬間に、

 

「この内容は去年学んだよね?」

 

という状況になるんだから。

 

 

数学で言えば分かりやすいだろうか。

 

中1では「比例」「反比例」までしか学んでいない。

 

それが中2になって教科書をもらう

 

すると、中1で一次関数を学んだという前提でいきなり二次関数の単元から始まる。

 

そんな感じ。

 

比例定数という言葉は学んだが、

 

傾き

 

変化の割合

 

切片

 

変域

 

なんてものは、聞いたこともないよ?

 

という状況だ。

 

具体的には「現中2」

 

この子たちが大変だ。

 

新型コロナの影響もあって、現中2たちは

 

「比較」も終わるかどうか、というところで中2を終える。

 

これまでは、中2の最後で比較のあとの「受動態」まで学び、

 

中3の新しい教科書の最初で

 

また受動態を学び、現在完了へと突入する。

 

しかし、現中2が来年の4月にもらう教科書は

 

不定詞の構文から始まっている。

 

つまり、

 

現中2は

 

受動態

 

現在完了

 

という重要単元について、全く触れることなく中3の学習に入っていくのだ。

 

まあ、この辺りはフォローするんでしょ?

 

と思うのが普通。

 

うん

 

当然、フォローはあるだろう。

 

単に学ぶタイミングが早くなるだけなら、それでも大丈夫だろう。

 

しかし・・・

 

今回の教科書改訂は、「学習内容が高校から降りてくる」という

 

もう一つの爆弾が存在するのだ。

 

 

 

 

   

 

 

 

 

 

現中2で言えば、

 

そっくり飛ばすことになる現在完了に

 

現在完了進行形が加わる。

 

受動態と現在完了のところで、初めて目にする「過去分詞」

 

have known  

 

こんな形が違和感なく感じられるのには、しばらく時間と練習量は不可欠。

 

でも、それと同時に

 

have been studying

 

という形も乗り越えていかないといけない。

 

でも、本来その時期には

 

不定詞の構文を学ばないと受験に間に合わない・・・

 

現中2が中3になった来年の4月・・・

 

これは

 

事件の匂いしかしない・・・。

 

 

 

と、ここまで書くと「新中2」はどうなんだ?

 

と思うはず。

 

 

うむ

 

新中2も似たような状況になる。

 

ただ、引っこ抜かれる単元は「過去形」だけ。

 

新中3に比べると

 

まだマシかな。

 

 

ふう・・・

 

書いていると、これからの授業の進め方について

 

脳みそがグルグルする。

 

 

ちなみに松江塾は大丈夫。

 

 

現中2は、すでに旧中2単元を終えていて、

 

期末テストが終わった瞬間にその総復習。

 

そして夏期講習で中3までの内容をおおよそ学んでしまう。

 

と同時に、単語も増やす。

 

現中1は、すでに旧中1単元を終えているから、

 

期末テストが終わった瞬間にその総復習。

 

そして夏期講習で中2の単元をおおよそ学ぶ。

 

さらに単語も増やす。

 

 

この「単語数」に関しても大きな壁があるが

 

そこは松江塾。

 

こういう時には「強制力」を発揮するから笑