高校生の大半は、もう僕とほとんど顔を合わせない。
勝手に塾に来て、勝手に勉強し、勝手に帰っていく。
A館とB館の間の道で会えば挨拶をする。
C館で勉強している子達はたまに会話もする。
でも、ほとんど僕に気づくこともなく勉強している。
東大に行った子達も
東北大に行った子達も
農工大に行った子館も
国際教養大に行った子も
医学部に行った子も
みんな同じ。
その勉強内容に関してはもちろん、もうモチベーションを引き上げるためにも
僕の存在は不要
それが松江っ子の完成形である。
これを、高校入学までに身に着ける。
これが小中学松江っ子のやるべきことなのである。
そのために乗り越えないといけないのが
今まさに直面している「爆裂」である。
何もかも、自分の意志と行動が求められる期間。
何事も、その力はその行動を反復することでしか身につかない。
誰かに依存すると、その「依存する力」が身についていく。
僕に依存してはダメだ。
君たちの人生において、僕は早めに消したほうがいいんだ。
もう、真島先生の存在は必要ないんだ。