ちょっと手が空いたので、
包丁を研ごうと思った。
我が家はセラミック製の包丁を使っているので、
それ専用の包丁とぎを用意し、
「シャキーン、シャキーン」と
いい感じで研ぎ始めた。
研ぎ石とセラミック包丁の擦れる音
何とも甲高い、気持ちの良い音
シャキーン!シャキーン!
ふふ
いい感じだ。
これでますます切れ味は良くなるよね
シャキーン!シャキーン!!
おお
だんだんリズムも良くなってきたよ
目で見て切れ味が良くなってきた感じの刃先
いいね
あと少しやってみよう
シャキーン!シャキーン!
と
そのときだ
あれはなんと形容したらいいんだろう。
パキ
でもなく
カン!
でもない。
なんとも言えない音がして
包丁研ぎから引っ張り出した包丁が
持ち手から2センチのところで
パッキリと折れた・・・・。
セラミックって
硬いんじゃないの?
あんなに綺麗に折れるもんなの?
まあ包丁はもう一本あるから
今夜の夕食は大丈夫なんだけどさ・・・。
ごめんね、奥様。
大事な包丁を一本ダメにしてしまった・・・。
余計なことはやらずに、
僕は塾の仕事をコツコツとやっていこう。
人には、向き不向きがあるのだろう・・・。