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川越にある松江塾!代表真島による何でもブログ!

「前日の親」の心持ち

さて

 

第一子の入試

 

どの段階であれ

 

親は少なからず緊張していることと思う。

 

どの段階でも「生まれて初めて」なんだから。

 

僕は今まさに

 

第一子の大学入試

 

その前日である。

 

今、僕はどのような心持ちなのか。

 

いずれこの日を迎えるだろう読者の方々に

 

参考になるかどうか

 

書いておく。

 

さて

 

ゲラお

 

今日もいつものように塾に向かった。

 

寝坊するときもあるが

 

年が明けてからは基本的に休みの日は朝から塾だ勉強だ。

 

それは、前日の今日も同じである。

 

先ほど、入試が終わってからのことを話した。

 

遊ぶのかどうか

 

すると

 

「いや、出来不出来とか合否に関係なく英語と数学は毎日1時間ずつ勉強する。」

 

だと。

 

カッコいいな、ゲラお。

 

何度も書いているが

 

今回の受験は、浦高生らしく「ギリギリ」のところを走ってきた。

 

模試の結果もセンター試験も。

 

高1、高2は部活とゲームと漫画に時間を取られ

 

高1の時の校内実力テストではFランクも取り

 

でも、最終的には上位2割以内には安定し。

 

あんなに苦手だった数学も

 

いつのまにか武器になり

 

赤ちゃんレベルだった英語も無双し始めたし

 

全てが

 

「いつのまにか」

 

「知らないうちに」

 

という感じで突っ走った3年間だった。

 

そして今日、前日になった。

 

んー

 

塾に向かう車の中でゲラおが言った。

 

 

 

 

「あー、今日は花粉が多いわー。きっと世の中の話題をコロナに奪われて、先週あたりに花粉会議が行われたんだと思うよ。俺ら、このままじゃ主役奪われるんじゃね?って。だからいま花粉達が頑張ってるんだよ。あー、鼻水止まらねー。でもさ、花粉が空気中に増えたら、コロナを死滅させんじゃないの?」

 

 

 

えーっと、ゲラお君。

 

 

一応言っておくけども

 

明日が大学入試本番だからね?

 

 

一応言っておくけどさ…

 

 

 

僕のブログを読んでくれている方なら分かるはずだが

 

 

ゲラおは終始こんな感じなのだ。

 

 

大学受験というものに対して

 

 

気負うところが無い。

 

 

受かりたい!とか

 

落ちたら嫌だと!とか

 

そういう空気を出さないし、発言もない。

 

そうは言っても、心の中では思ってるんだよね?

 

 

と、感じさせるような素振りもない。

 

 

幼少期はもっと繊細な神経の持ち主だったはずだが

 

成長するにつれ

 

 

「まあ、なるようになるよ。どっちでも対応できるし」

 

 

という空気に満たされている男になった。

 

 

だからなのか

 

 

明日が大学入試だからと言って

 

 

僕ら親に緊張が伝わってくることもない。

 

 

我が奥様だって

 

「え?明日なの?もう本番?忘れてた!!」

 

 

と言いながらカレンダーを確認し

 

「あ、ほんとだ。明日だ!!お弁当いるの?」

 

 

という感じ笑

 

 

ゲラおが受験するのは

 

超難関国立大である。

 

当時の僕が100人集まっても

 

カスリもしないレベルの大学だ。

 

そんなところに挑むはずなのだが

 

「挑む」という言葉は

 

今のゲラおには相応しくない。

 

「まあ、行ってくるわ笑」

 

そんな感じ。

 

ギリギリ届くか届かないか、の位置にいることだけは間違いないんだけどね笑

 

 

 

まあ

 

うちは少し特殊なのかもしれない。

 

 

浦高での3年間が、そうさせたのかもしれない。

 

 

ということで

 

 

前日の親の心持ち

 

 

 

 

 

 

特に何も思わない。極めていつも通り。結果は、なるようになることは間違いないが、なったらなったで、その時考えてどうにか行動するだろう。ゲラおが、ね。僕らは彼を後ろから見てるだけ。親子だけど、それぞれ自分の世界があり、自分の足で歩いてるから。だから、「前日」なのはゲラおであり、僕らは何の前日でもない。今日は今日も。今日も楽しく全力で生きる。