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川越にある松江塾!代表真島による何でもブログ!

(再掲)翼をもがれた子達へ

ここ最近、松江塾の保護者ではない方々からの相談メールも増えてきた。

 

子供の学年や、相談内容も実に様々なのだが

 

やはり心が折れそうだったり

 

折れているお母さん達が多い。

 

決定的に多いのが

 

子供がある程度以上の進学校に通っているものの

 

中学時代の大手塾通いのせいか、自学力が全くない状態で高校生になってしまった。

 

そして

 

現状は下位に低迷…

 

本人も親もどうしていいか分からず…

 

というケースだ。

 

 

 

 

もうね、

 

これは日本の教育が抱える根深い問題だと思うよ。

 

個人塾の先生がワーキャー言っても何も変わらないのかもしれないけどさ

 

人って、絶対に自分の力で生きていかなきゃならないじゃん?

 

そりゃ、誰かと一緒に歩んだり

 

誰かに支えてもらったり

 

そういうことは最後まで常にあるよ?

 

「孤独で生きろ」

 

とは一言も言ってないからね?

 

でもさ

 

「よし、やるか」

 

とか

 

「やってみたいなー」「ああなってみたいなー」

 

っていう自分の意志や欲をきっかけにして

 

まず今の自分をしっかり見つめるじゃん?

 

何が足りないか

 

何を頑張ればいいのか

 

そしてそこから「トライアンドエラー」を繰り返し

 

何の偶然か、たまに上手くいくときに

 

喜びと達成感を感じ

 

その繰り返しで自分なりの方法を作りあげていって

 

そして自分の望んだ方向や場所にたどり着く。

 

この流れ、大人や親になっている人なら

 

自分の経験を振り返ってみて

 

分かりすぎるくらい分かるし

 

「当たり前」

 

に思えるでしょ?

 

 

でもさ、今の日本の教育界

 

特に「塾」という環境が

 

その「当たり前」を奪ってるって現状

 

これは塾経営者としては、本当に心が痛い。

 

 

 

何が一番ダメだと思う?

 

大手塾とか、個人塾とか

 

関係ないよ

 

ぜーんぶの塾

 

 

 

 

あー、これは書きたくないな

 

読んだら辛くなる塾の先生

 

読んだら、今のまでの自分の歩みを止めてしまう先生

 

出てきちゃうかもしれないから。

 

 

 

 

んー、

 

 

ま、書かなきゃダメだな。

 

 

塾ってね、何が一番欲しいか分かる?

 

「成績を上げる絶対的なノウハウ」

 

これ以外ないよね。

 

これさえ手に入れられれば

 

塾経営は全て上手くいくんだから。

 

生徒は喜び

 

保護者は満足と安堵をし

 

そして塾は感謝され、評価され

 

知名度は上がり

 

生多数は増え

 

経営は上昇傾向で安定する。

 

 

そうなんだ

 

塾にとって

 

「唯一無二の目標」

 

 

「成績を上げる絶対的なノウハウ」

 

なんだよ。

 

 

 

逆に、これを日々追い求めていない塾に

 

大切な子供を預ける?

 

 

ないない笑

 

 

 

どう?

 

ここまでは、誰もが全員正しいよね?

 

 

 

でも、ここでちょっと考えてね。

 

塾の先生達は、

 

これを「仕事」として真剣に追い求めている。

 

どんどん精度は増し、素晴らしいノウハウが形成されていく。

 

ただ、塾は「受験」「テスト」という

 

「期限」が決まったものと戦っている。

 

だからそのノウハウからは

 

「失敗要因」というものが

 

徹底的に取り除かれていく。

 

当たり前だ笑

 

仕事であれば、

 

期限のある仕事であれば

 

「失敗」は絶対に取り除かなければならない。

 

 

そしてその「失敗要因」が取り除かれたノウハウやカリキュラムが

 

生徒に提供される。

 

保護者は安心してそれにお金を払う。

 

 

分かりやすく言えば、

 

「これさえ覚えれば確実に95点が取れる一枚のプリント」

 

である。

 

60ページの試験範囲を

 

無駄なもの、

 

覚えても意味のないもの

 

これらをそぎ落として完成させた一枚のプリントだ。

 

塾の先生達が「仕事」として頑張った成果

 

そのプリントなんだよ。

 

 

結果は出るよ。

 

だって、プロが寄ってたかって作り上げたプリントを覚えたんだからさ。

 

生徒の笑顔

 

保護者の笑顔

 

先生の笑顔

 

なんて素晴らしい

 

一枚のプリント

 

生徒だって、頑張ったよね?

 

一枚のプリントを必死で覚えたんだから。

 

努力と結果と達成感

 

味わったよね?

 

 

 

でもどうだろう。

 

「失敗要因」を削ぎ落とされたプリント

 

それを「与えられる」という環境で頑張って高校生になった子達。

 

君たちに罪はない。

 

子供にはいつだって罪はない。

 

今の書いてきた流れ

 

誰一人として

 

間違いに気づかないんだよ。

 

これは仕方ないことなんだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

僕だってかつては

 

同じだった。

 

 

 

 

 

 

ある生徒が高校を自主退学するまでは。

 

 

 

僕が大手塾の先生や経営者だったら

 

何にも思わなかったかもしれない。

 

たまたま個人塾の先生で

 

自分が正解だと思ってやってきたことが

 

子供一人の人生を

 

変えてしまった

 

壊してしまった

 

 

 

 

 

 

個人塾の先生っていう立場は

 

それをダイレクトに受け止めなきゃいけない。

 

 

 

 

そこでいろいろ考えたよね

 

 

 

 

何が間違いだったのか

 

 

 

なぜ松江塾の子は「自学自学」と言われるのか

 

ほかの塾では、対策、いっぱいやってくれるよ?

 

予想問題が的中したんだって!

 

「◯◯塾の子に抜かれました。」

 

それを聞いて、僕だっていちいち悔しい。

 

「松江でもやってください。」

 

そういう生徒や保護者の気持ちを

 

ヒシヒシと感じるよ。

 

 

でも、やらない。

 

 

 

 

松江塾に通ってくる子や親は

 

「意志」と「欲」

 

を持っている。

 

これは素晴らしいことだ。

 

 

だからこそ、

 

 

そこからの

 

 

トライアンドエラー

 

 

これがとにかく大事。

 

 

 

高校生になることは確実。

 

 

全員が高校というステージで頑張らなきゃいけないんだ。

 

だから

 

「自学自学!!」

 

 

何も与えない。

 

何が正解かも教えない。

 

失敗要因は取り除かない。

 

 

自分で失敗し、痛い目を見て

 

改善策を自分で考え試行錯誤する。

 

そのためには

 

「絶対的な学習時間」が不可欠。

 

 

そう考えての「今の松江塾」があるんだ。

 

 

さあ、

 

最後だ。

 

 

 

どこかの塾で翼をもがれてしまった子達。

 

 

 

安心して。

 

 

 

その翼は、いつだってまた生えるから。

 

 

 

っていうか、

 

 

今、「失敗した!」って悔しかったり悲しかったりしてるなら

 

 

その感情は次の翼を作ってくれるから。

 

 

メールくれたお母さん達。

 

 

 

個々の返信は後ほどするね?

 

 

 

でも

 

 

まず分かってもらいたい。

 

 

 

「真島にメールを送る」

 

 

 

という行動をとったあなた

 

 

 

それがすでに「トライアンドエラー」の「トライ」なんです。

 

 

あなたは、ちゃんと正しい教育の道を

 

 

一歩踏み出せたんです。

 

 

失敗に気づき、「これじゃいけない!」という意志を持ち、そして行動に出た。

 

 

松江塾保護者ですら、僕にメールをすることは緊張するらしいのに笑

 

あなた方、僕はすごいと思いますよ。

 

素晴らしいと思います。

 

そんなあなたがいるのなら

 

 

あなたの子供は

 

 

大丈夫なんです。

 

 

 

今日子供が学校から帰ってきたら

 

 

僕のこの記事を読ませてくださいね。

 

 

そして

 

 

「私たち、大丈夫なんだって!」

 

 

と笑いあってください。

 

 

そしたら、「何か」踏み出すための改善策や「次のトライ」が見えてきますよ。