こんにちは。いつも楽しく拝読しております。中2生の母です。
国語の読解力について皆さんのご意見をお聞かせ下さい。
息子が小学3年生の時、成績表の「読む能力(読解力)」に、△(三段階の一番下)がついたことがありました。
先生は「教科書(物語)を読んで感想をノートに書く、という課題に対して何も書いていないので評価ができませんでした。」とのこと。
息子は、書いた内容が周りの子とかなり違っていたため自分で消してしまったそうです。それでノートの感想欄はいつも真っ白。。
私は、個人の感想なんだから誰かと同じじゃなくていいよ。「つまらない」と思ったのなら、そう書けば良い。ただし、なぜそう思ったのか理由もセットで書くように、と伝えました。
その後、多少ズレた?感想でも書けるようになり、成績は○(普通)になりましたが、、
ただ、感想と読解力は少し違うのでは?とモヤモヤしました。
今現在、どれほど読解力があるのか、ないのか、分からないので何とも言えないですが
感想と読解力というのは
同じものではなく、セットである
と思います。
読んで理解できないと、感想も持てない、ということです。
それを文字で表現したものが「感想文」ですね。
またまた映画に例えるのですが
面白い映画を一緒に見て、
「面白かったよね!」
「うん!特にあの場面が感動したよ!」
「分かる〜!泣けた泣けた!!」
この状況、分かりますよね?
これが文字を通してできることが
「読解力がある」
ということです。
一人で映画を見てきた子に
「ねえ、どんな映画だった?面白かった?どんなストーリー?」
そう聞いて、その子がつらつら話してくれるあらすじと見所、
それを原稿用紙に書いたものが「読書感想文」です。
ちゃんと観れないと、
つまり、ちゃんと読めないと
感想も持てないし、書くこともできない、ということですね。
以上のことから、
先生が「読解」を評価するときに
その子の「感想」を見るのは
「感想」を通してしか、その子の「読解の程度」を測ることができないから、ですね。
まだモヤモヤします?