おはようございます。
いつも貴重な情報を、ありがたく拝見しております。
中2の長男の事で相談です。
中1の初めから個人経営の集団塾に通っておりましたが、380点台から徐々に下降。前回の中間で320点台まで落ち、順位も半分以下になりました。
塾長からは授業はついていけているが、演習不足のため伸びない。自習はマンガを読んだりトイレに篭ったりしているが、授業外なので口出しは出来ませんとのこと。
ですので演習中心の集団個別指導塾に一月ほど前に転塾しました。
が、一月経たず転塾先の塾長から連絡があり、先生が横で見ている時は勉強しているが他の生徒を見ている間にトイレに行く。
一回90分の授業の内20分はトイレに篭っている。これでは成績も上がらない。
家庭教師や1対1の個別がいいのではないか。と言われました。
中1の時から、やる気が感じられず本人には勉強したくないのなら、ないなりの道がある事を再三伝えており、実業系の高校を勧めてきました。
それでも地域トップ校に行きたい、難関大学から交通系の企業に就職したいと言い続けており、今回も確認した所、今の塾を続けたいとの事でした。
転塾前の塾長からは、中3の部活を引退してから変わる子が多い。今はそこまで心配しなくても大丈夫と言われ続けておりましたが、やる気のない子の塾代を出す余裕もありません(この話も長男には何回もしております)。
本人は頑張る気でいるので、もうしばらくは新しい塾で様子を見てもらうようにお願いする方がよいでしょうか?
家庭教師や1対1の個別にまた変わった方がよいでしょうか?
それとも一度スッパリと辞めて落ちるところまで落ちて甘い考えを気がつかせた方が良いのか•••
まず、最後にある
「落ちるところまで落ちて甘い考えを気がつかせたほうが」
といるフレーズ、保護者の方はよく言うのですが
「落ちるところまで」というのは、終わりがありません。
勉強で落ちきると、今度は生活面で深く深く落ちていきます。
親が諦めたら、どこまでもどこまでも落ちていきます。
どこまでも、です。
そして、その過程で本人が「甘い考え」に気づくことはありません。
運良く、誰かの一言や叱咤をきっかけにして気づくことはありますが、
それは「運」であり、最初からそれを求めるのはリスクでしかありませんね。
まずやるべきなのは、
どの塾にすべきか、ではなくて
息子さんがどういう感じで勉強に取り組むのかを
間近で見る必要がありますね。
どういう親子関係が構築されているのか分かりませんが
可能ならテスト前の2週間、塾に行かずに毎日一緒に勉強してみてください。
意欲
集中力
姿勢
甘え
逃げ
耐性
没頭
スピード
いろんなものが見えてくるはずです。
息子さんの言う「トップ校に行きたい」という言葉は、おそらくそう言っておけば親がある程度納得するだろう、
という気持ちからです。
実際に横で見て、
その思いが本当か、口だけなのか
判断してください。
そして、
トップ校に行きたいのに、現状では…
という意識を一旦捨てて
現状の問題点をどう改善していくか
考えてください。
その先、また分からなければ相談フォームに書いてください。