川越の塾|川高川女合格専門! 爆裂松江塾!in 川越

川越にある松江塾!代表真島による何でもブログ!

エネルギー総和について

エイメイの川上先生のブログ


親子のエネルギー総和「器」の法則 - エイメイ学院・明成個別・女子専用Elena個別・EIMEI予備校 [教育学習塾グループ川上大樹]


で書かれていることについて、僕の考えを書こう。


記事に書かれていること、


まず完璧に正解。


僕も全く同じことを考えている。


これに関して、実はかなり前から僕ら夫婦では話題になる。



なぜ、そういう状況になってしまうのか。





子供ってね、


親と決定的に違うのは「経験」なんだよ。


だから、今の状況の「その先」について





親は知ってる

子供は知らない



これは当然そうなる。



意識の高い親は、その先を知ってるわけだから


持ってる知識、経験、情報


これを子供の前にざらーーっと並べる。



子供の意識を高めたいから。



その時の子供の気持ち、分かるかな?




よく例えるのが


風邪をひいた子供が親に連れられて病院に行く時。



子供はただただ身体がダルい。


寒気もする。



親に連れられて行った病院で医者に診てもらい


薬を処方される。



その時、子供に「病気を治す意識を持て」というのは厳しい。



病気を治すのは、医者と薬であり


親の言う通りに寝ておけばいい。


心配?


それはない。


親がいるから。



お願いね、ママ。



そういう気持ちだろう。



つまり、



子供が自分の意思や判断を弱めてしまうのは




親がしゃしゃり出るのではなく、



「親を頼る」



気持ちからなのだ。




そういうことが起きるのは


受験に代表されるように


「子供にとって負の印象がある壁」


この状況において。



子供は黙っていても成長する。



つまり、ゆっくり前に向かって歩いているイメージ。



親もその子の少し前を歩く。



「ほら、おいで」


みたいな軽い声かけをしながら。



でね、ある日目の前に壁が見えてくる。



子供の視界にも入る。




「あれ?何だろ、あれは」



そう思いながらも、親は相変わらず



「ほら、おいで」


そう言いながら、前に進む。



子供はそのうち、それが自分にとって負荷のかかる壁だと認識する。



そのとき、ほんの少しだけ歩みのスピードが落ちる。



親はそれに気づく。



意識が高い親であればなおさら。



そのとき、一気に情熱が盛り上がり



「ほら!きなさい!!頑張れ!!」


となる。



親からは壁の乗り越え方

乗り越えた先に何があるのか

自分はどうやって乗り越えたのか



ありとあらゆる情報が与えられる。



子供はその時おもう


「あー、お母さんは全部知ってるんだ。じゃあ、お願いね、ママ」



風邪をひいた時と同じだ。



この結果としてできあがるのが



川上さんが書いた絵の状況。



こうならないようにするには



どうすればいいか。




最初に戻ってごらん、





子供がそういう状況になるのはどんな時?




「経験も情報がない時」



である。



だから親は、




「いずれあなたには分かれ道、というものが訪れる。その時に、自分の好きな方を選べるのは、その時までに勉強ができるようになった子だけなんだよ。それを受験っていうんだよ。でもね、変なんだよ?虫とか花とか、偉い昔の人とか、面白いよね?そういうことをたくさん知ってるばいいだけなんだよ。ゲーム、面白いよね?クリアーできたら、やった!!って思うよね?それと同じ感じのことをやるだけでクリアーできるんだよ。不思議だね。嫌がる子は多いみたいだけど、楽しいんだよ?ママもパパも楽しいなーって思ったけどね。あ、本屋行く?」



こんなことを小さい頃から話してあげたらいいんだ。




情報と疑似体験



それを事前に与えておけば



子供は壁を越えて見たときに



「あ!あれだ!!」



って、アスレチックに行ったときみたいな気持ちになる。



つまり



子供の心に「want」がある状態。



そしたら、




エネルギー総和において




「器」



はなくなる。





僕はそう思うなー。