今日、ある生徒のお母さんとLINEのやりとりをしたときの話。
やり取りのメインは別のことだったんだけど
最後の方で
「宿題が終わらずに寝るのが遅くなる」
っていう話になった。
その生徒、具体的には書かないが
超優秀な子
である。
だから、とにかく真面目。
そのお母さんが言った言葉が秀逸だったので
書かせてもらうよ。
「宿題というものは、分かっていても真面目にやろうとする子どもには睡眠削りの恐ろしい技です」
うん
まさにこれ。
このレベルの子には、その宿題って
意味ないんだよ。
全部分かってるし、自分で何度も反復しちゃってる内容だから。
それでも、レベルに関係なく宿題というものは一律に課される。
真面目な子には、宿題を提出しない、終わらない、という選択肢はない。
だから、睡眠時間を削るしかなくなる。
塾があれば、その時間は塾でのやるべきことをやるわけだから。
宿題ってさ
課されなければ
強制力がなければ
やらないような子達には有効。
でも、そういう子達向けに用意された宿題を
超上位の子達がやることの意味って…
でも、線引きも難しいしね。
だから僕は滅多に宿題を出さない。