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浦高から現役で早稲田は?

浦和高校と言えば

 

「国立大学に行くのが当たり前」

 

と思われている。

 

しかーし

 

一浪しても希望が叶わない場合は

 

早慶に進学する子も多いのが実情だ。

 

去年のデータだと、

 

早稲田の場合、現浪合わせて

 

150人が合格し、

 

そのうち、現役生は40人、浪人生が110人となっている。

 

重複合格が含まれた数字ではあるが、なかなかリアルな数字だ。

 

さて、150人の合格者のうち、

 

実際に進学した生徒は

 

35人

 

現浪の内訳は

 

現役生  19人

浪人生  16人

 

となっている。

 

注目したいのは、現役生19人だ。

 

結構多くない?

 

現役で早稲田に受かるのなら、なぜ一浪して国立を目指さない?って思うけども。

 

しかし息子に聞くと

 

どうにも数学ができないっていう子は

 

結構早い段階で国立を断念し、早慶にスライドしていくそうだ。

 

さて、昨日の記事で、

 

浦和高校に進学するのなら、

 

文系23位以内

理系45位以内

 

これを目指すべき!

 

と書いた。

 

あくまでも「リアルに東大を目指すなら」という観点だが。

 

じゃあ、現役の段階でこの位置にいたとしたら、

 

早稲田は受かるのか?どうなんだ?

 

 

という疑問が出てくる。

 

これまた息子曰く、「早稲田はセンター利用でしか受けない」。

 

これは浦高生のリアルな意見だろう。

 

センターと国立二次の勉強と、

 

大受験の勉強はジャンルが違うから。

 

ということで、早速。

 

文系の場合、学年23位以内の子達は

 

全部で27人が早稲田を受験。

 

つまり、2学部以上に出願してる子がいるってことね。

 

で、合格したのは

 

11人

 

合格率は

 

40.7%

 

である。

 

理系の場合、学年上位45位以内で早稲田を受けたのは

 

10人

 

合格したのは

 

8人

 

合格率は80%

 

となっている。

 

つまり、

 

現役で合格した40人のうち、21人は、

 

この上位順位にいなかった子達だと推測できる。

 

そう考えると

 

浦高に進学し、

 

文系23位、理系45位以内に入れず、

 

しかも現役の段階で決定的に苦手な科目がある場合、

 

浪人しても展望が見えず、現役早稲田で手を打つ、という流れが見える。

 

とは言え、

 

文系なら下位3分の1

理系なら下位40%

 

この位置以下にいると、早稲田の現役合格者は存在しない。

 

浦高を受ける子、受けさせる親

 

肝に銘じておこう。

 

その下位にいる子達は

 

各中学のトップに君臨していた子達なんだ。

 

北辰偏差値だって73超えなんて、当たり前だった子達。

 

入ることが目標じゃないからね?

 

入ってからも、ゴリゴリと能動的に勉強できる力がないと、

 

一瞬で下位転落だよ。