彼女の名誉のために言っておく。
一応、偏差値70前後の高校で真ん中あたりをうろちょろし、
Benesse模試では偏差値60ちょい、というところにいる。
つまり、勉強に関しては
ずば抜けてできる！とは到底言えないものの
できなくはない、と言ったところだ。
で、今朝駅まで送る車の中で
九州の大雨のニュースが流れていた。
被害も大きく、これは知っておかなければならない知識
だから僕は話題にしようと思った。
走行中は画面が出ずに音声だけになるので
僕が娘に
僕「せんじょう降水帯って分かる？」
と聞くと
なし子「雨がバーって戦うみたいに降る場所でしょ」
僕「漢字は？」
なし子「戦う場所じゃない？」
なるほどね。
戦場降水帯ね。
たしかにその危険な感じは伝わってくる。
でももちろん正しくはない。
語彙力がないということを
僕は娘に関しては面白く書くことが多いが
例えば災害情報など
音声だけで伝えられる場合
語彙力がない、ということは
自分の身に危険が迫っているということに
気づかない可能性だってあるんだ。
教科書で学ぶ勉強に関しては
そこそこのレベルにいても
もっといろんなことに関して
語彙力を増やしていかないと
この子はこれからいろんな場面で
損したり
苦労したり
するんじゃないかな
そう思いながら、なし子を降ろした後
一人車の中で考えながら帰宅した。
そんな朝。
