「倍率6倍」
この数字をリアルに考えたこと、あるか?
目の前にサイコロが一つある。
それをたった一回だけ転がす。
当たり目は「1」のみ。
「1」以外はハズレだ。
君は「大学入試」という、人生をかけた瞬間に
サイコロの「1」を出さないといけない。
大学入試とサイコロは違う?
サイコロは単純に「運」だけど
大学入試は「実力」がモノを言う?
んー
残念だけど
そうとも言い切れない。
どんなレベルの子だって、
「運」の要素を完璧には取り去れない。
それが大学入試というものだ。
サイコロに例えるなら
重心の位置をずらして、特定の目が出やすくする
それが「勉強」なのであって
当日サイコロを振るのは同じ。
今はそれくらい難しくなってるんだよ。
いいか?
松江塾の子が受けたり通ったりする私立大学
ここ3年間の倍率の推移を書いてみるよ?
早稲田 6.0 → 7.2 → 8.1
上智 4.7 → 4.8 → 6.1
立教 4.7 → 5.6 → 6.9
明治 4.5 → 5.0 → 5.7
法政 4.4 → 5.6 → 7.0
成蹊 4.4 → 4.9 → 5.0
日本 3.5 → 3.8 → 3.9
東洋 3.5 → 4.1 → 5.4
嘘みたいだろ?
なんかピンとこないか?
じゃあ、この増加率を
埼玉の公立に当てはめて考えてみようか。
例えば川越高校。
今年の倍率が「1.39倍」だった。
ところが来年は「1.59倍」になり
再来年には「1.87倍」になる。
こんなことが、ここ数年の私立大学の入試で
起きてるんだよ。
とんでもないことが起きてるって分かる?
倍率が「1.51倍」の所沢北なら?
来年は「1.73倍」
再来年は「2.03倍」!!
大した努力もせずに
なんとかなるっしょ!
なんて思える?
現実は
君達が考えてるよりも
厳しいよ?