川越の塾|川高川女合格専門! 爆裂松江塾!in 川越

川越にある松江塾!代表真島による何でもブログ!

「いえ、自己ベストじゃないです!」

僕の趣味の一つに

 

「松江っ子たちの点数一覧表を眺める」

 

というのがある。

 

塾生ならただ1人の例外もなく

 

「あー、あれね」

 

と瞬時に思い出せるだろう「あれ」だ笑

 

僕のズボンの右後ポケットから

 

「スチャ」

 

っと出てくる手帳。

 

それをパラパラっとめくると

 

学年ごとに全員の名前と5教科、合計点、順位、上位%が記入できる一覧表

 

これが「あれ」の正体だ。

 

んだ

んだ

んだ

んだ

んだ

んだ

んだ

んだ

んだ

 

 

と、中・高生220人の頭が縦に上下している姿が目に浮かぶ。

 

小学生の子達

 

まだ何のことか分からないでしょー

 

 

そのうち分かるよー

 

今からイメージだけはしておきなよ。

 

大事なテストが終わるでしょ?

 

んで、塾に来るじゃん?

 

そしたらさ、向こうの方から全身黒い服の、異様に眼球と鼻だけが目立つ男が近寄ってくるわけよ。

 

この男、長く剣道をやっていたせいか、歩く時の身体の上下動が少ない。

 

そう、まるで足のない霊体のような動き

 

「すーっ」と近づいてくる眼球と鼻

 

そして薄ら笑い

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

どこにあったか分からないほどの薄い唇が

 

開き、それが自分に向けた挨拶だと気づく間も無く

 

 

「スチャ」

 

 

ズボンの繊維が擦れる音と、どこにいつから持っていたのか分からない

 

 

赤ペンのノックを押す音

 

 

 

「カチャッカチャッ」

 

 

 

そして

 

 

 

 

あの言葉が

 

 

 

 

薄唇から放たれる

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さあ

 

 

 

 

 

松江っ子達

 

 

 

 

 

その時の言葉

 

 

 

何パターンかあるよね?

 

 

 

 

 

「テスト、返ってきた?」

「点数教えてー」

「はい、どーぞ」

「いいやつから?悪いやつから?」

「ほい、いってみよー」

 

 

さあ、その時だ

 

その時、自信を持って言えるか、言えないか

 

それが大事。

 

 

 

 

自分の努力の結果が

 

真島先生の手帳に刻まれる瞬間。

 

 

 

僕はあの瞬間をとても大事にしている。

 

君達が思っているよりも大事にしているんだ。

 

 

なぜか分かるか?

 

 

一番最初に書いた僕の「趣味」

 

 

この一覧表を何年分も何回分も

 

 

暇さえあればパラパラと見返す。

 

 

年度が変わったら、それ専用の手帳に一覧表だけを貼り直していく。

 

僕はそれを常時持っている。

 

だからって、「先生、僕の一年生の二学期中間の理科は何点でしたか?」って聞いてきても

 

そこまで「暗記」はしてないからね?笑

 

 

でも、「自己ベスト順位」は頭に入っている。

 

 

全員ね。

 

 

で、言われた人は多いはずだが

 

 

順位を言った瞬間

 

 

僕は

 

 

 

「お!自己ベストじゃん!!やたっ!!」

 

 

と言うじゃん?

 

 

 

あれ、違う時があるよね。

 

 

 

っていうか、ほぼ違うよね。

 

 

 

なぜか分かる?

 

 

 

みんなあの時、「いえ、自己ベストじゃないです」って

 

 

 

ちょっと「むっ」とするよね。

 

 

 

それよ

 

 

それ。

 

 

 

「俺はもっと上の順位を取った人間だ」

「舐めないでよ、もっと上だったんだから」

 

って、

 

その悔しさを感じて欲しいんだよ。

 

 

てか、感じろよ

 

 

 

あの瞬間の僕の言葉

 

 

 

君に対する「もっとやれんだろ」っていう

 

 

 

メッセージを込めてんだからね?