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川越にある松江塾!代表真島による何でもブログ!

文体と行間

  私が加入しているオンラインサロン上には、毎日さまざまなトピックが立ち上がります。私は塾マニアであり、塾ブロガーでもあるので特にブログに関するトピックに頻繁に顔を出します。さまざまな意見や質問がある中で、少し面白いものがありましたので、それを早速記事にしてみようと思いました。

  この記事の題名やここまでの数行でお気づきの方もいらっしゃるのではないかと思います。いかがでしょうか。私のこれまでのブログを日常的に読んでいる保護者の方々や読者の方は、この記事が私のブログではないのではないか、と感じられているかもしれません。サロン上では、私の記事は行間が多く一行の文字数が少ないため、情報密度が低くスッカスカというご意見なのですが、それに関しては全くもってその通りかと思っています。さらにそのような書き方をするとスクロールの手間も増え、気持ちよく読めないというご意見です。それに関しては個人の主観ですので、一概に肯定も否定もできないと思います。

  では、なぜ私が特徴的な書き方をするのか説明してみたいと思います。理由は二つあります。

  まず一つ目ですが、「ブログ」というメディア媒体の特殊性についてです。テレビなどの動画は情報の受け手が「受け身」の姿勢です。黙って座っていても情報は頭に入ってきます。しかしブログは本などと同じように情報の受け手が能動的に目を動かして読むという行為を必要とします。この時に、じっくり落ち着いて読んでもらいたいと考えるのであればこの記事のような書き方が適していると思います。目の動き以外は極力少なくし、内容に集中したもらうためです。一般的な小説などを想像していただければイメージしやすいでしょう。これに対して私のブログは読者の能動的な読むという行為にスクロールという動作を加えることで、スピード感が増して記事に勢いを感じるように意図しています。本で言えば、自己啓発本やエッセイをイメージすると納得できるのではないでしょうか。さらに、文体が話し口調になっていることも関係があります。人が人に語りかける時、「間」というものは重要です。その「間」を文字上で再現すると私のブログのような形態になると思うのです。

  二つ目は、ブログ自体が作品であるという考え方についてです。今、ネット上には実に多くのブログがあります。塾ブログというものは単なる日記なのではなく、一人でも多くの方に読んでもらえなければ、その存在意義がありません。溢れる多くのブログの中で、自分のブログをより特徴的に目立つ存在にするためには、他にはない、という形にしていくことが大切だと思うのです。