川越って、塾激戦区。
自転車で松江塾をスタートし、20分くらい走ったら
それこそ２０個くらいは中学生対象の塾の前を通れるんじゃないか？
いくら子供の数が多い都市だと言っても
この競争率の高さは尋常じゃない。
実は今、かつて名を馳せた個人塾がものすごい勢いで下降線を辿っている。
見ていて切なくなるくらいの下降線だ。
たまにその塾の前を通るんだけど
そこにも生徒はまだいるんだよね。
でもさ
生徒も
保護者も
先生たちも
下降線の先が見えちゃってるんじゃないだろうか。
そんな空気が建物からビッシビシ伝わってくるんだよね。
生徒の住んでる地域が丸かぶりする塾だから、
ここ数年、その塾からの転塾も目立つようになってきた。
僕が駆け出しの頃、「あの塾に絶対に追いつく！実績も規模も！」と頑張ってきたが
いざ実際に加速しながら下降して行く姿を見ると
胸にグッとくるものはある。
でもね
どんな業種でも同じだけど
経営って
「生き残る」ことを目標にしちゃだめ。
自分のテリトリーを守ることを目標にした瞬間に
自分のエネルギーが弱くなる。
攻めていかないと。
領土拡げていかないと。
塾業界なら
近くの塾を潰していかないと！
絶対に俺の塾のほうが成績伸ばす！
生徒が頑張れる環境がある！
熱い子達が集まる！
唯一無二の塾だ！負けねえぞゴラッ！！
って
バッキンバッキンに燃えて燃えて燃えまくって
他の塾が引くくらいに。
「うちは集団塾、向こうは個別塾、だから競合しない」
は？
本気でそんなことを思ってんの？
僕は近所にできた個別指導塾に
自転車が一台停まってるだけで
マジで腹が立つ。
なんで松江塾が選ばれなかったんだ！！！
その判断がなされた原因はどこなんだ！！！
って、悶え苦しみながら脳みそがグルグル回り始める。
だって、ムカつくじゃん。
そういう風に考えている個人塾経営者は多いよ？
みんなブログやtwitterじゃ綺麗なことしか言わないけども。
んなわけないじゃんね笑
みんなお互いにムカつきあって
潰したくて
潰れて欲しくて
仕方がないんだよ
生徒には「欲を持って勉強しろ！欲がないと成長しないぞ！」なんて言いながら
自分の欲は隠すの？
違くない？
世の中で、自分の身一つで戦ってる大人の姿を
その背中を
リアルに見せていくことで
「欲を持つことの大切さ」
「戦うことの意義」
を伝えられて、伝播させられるんじゃないの？
僕のブログ
松江っ子のかなり多くが読んでいる。
直接「ブログ見ました」って言ってくる子も多いけど
言わずに読んでる子も多い。
いいか？松江っ子。
俺は戦ってる。
君達の友達が通っているあの塾やその塾
本気で潰す！と思って毎日朝から晩まで塾のことばかり考えてる。
こういう風に考え、行動すれば
君達も勉強において
必ず上がっていける。
この姿、よく見ておいて
そして
自分の中に取り込んで行け。
