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川越にある松江塾!代表真島による何でもブログ!

埼玉県公立高校入試の欠点

前にも似たようなことを書いた記憶もあるが

 

気にせず書いていく笑

 

埼玉県の公立高校入試

 

僕がこの仕事をしている25年間の中で

 

ものすごく変化してきている。

 

というか

 

変わりすぎ?笑

 

っていうくらい、ウニャウニャ変わる。

 

それに合わせて僕らのやり方も変えてるわけなんだけど

 

今の埼玉県公立高校入試

 

特に学校選択問題入試に関しては

 

英数の難易度を上げることは

 

大!

 

大!

 

大賛成!

 

である。

 

学校選択問題の高校は、入ってからの勉強が

 

とにかく速くて多い!

 

特に数学と英語は、中学のレベルとの乖離がデカい。

 

どうしても大学受験からの逆算になるからね。

 

その高校の勉強にスムーズに乗れるためには

 

英数のレベルをもっともっと上げていかないとな、と思っていたところでの制度変更。

 

たしかに生徒にとってはキツいけど

 

高校生になるってことから考えれば

 

むしろ「難しくしてくれてありがとう」って感じだよね。

 

でもね

 

その「英数が難しい」ってことの弊害もある。

 

よし!英数を頑張るぞ!って思ってくれればいいんだけど

 

やっぱりさ

 

頭をよぎるわけよ

 

「入試は合計点勝負」

 

って考えが。

 

英数のレベルを上げるより

 

理社の知識を詰め込んでしまえば受かる!

 

これね。

 

松江塾だって、ここにズッポリ両足を置いて指導していく。

 

実際、トップ校に合格していく子達の中には

 

英語が数学のどちらかがボロボロって子もいるからね。

 

その代わり、理社の合計で190点とかもぎ取る笑

 

数学30点で、川高受かると思う?

 

川高に受かるなら、370点は欲しいよね?

 

国語  75

数学  30

英語  75

理科  95

社会  95

 

これで370点、合格

 

多くの塾がここに焦点を当てる。

 

当然だ。

 

でもね

 

これで合格して、高校でどうなる?

 

格段に難しく、新しい概念を学んでいく数学

 

単語が爆発的に増え、一文の中に見たこともない単語が嘘みたいにたくさんある英語や古文

 

ついていく、とかのレベルじゃないのは

 

誰が考えても分かるはずだ。

 

子供が高校生になるとね

 

特にトップ校に行くとね

 

リアルに実感できることがある。

 

それは

 

「理社の扱いが軽い。極めて軽い」

 

ということである。

 

とにかく英語!数学!国語!特に古文!

 

高校の勉強は、三教科をメインに回っている現実ね。

 

どうしてか分かる?

 

理社は分野ごとに細分化され、選択科目という扱いになるからだよ。

 

高1になって、社会は「地理」と「世界史」になってるとするじゃん?

 

理科は「生物」と「化学」だとするじゃん?

 

でもさ、その科目、大学受験では使わないって子もいるわけよ。

 

でも、国数英に関してはそういうわけにはいかない。

 

いい?

 

選択問題の数学で30点しか取れない子、

 

高校の定期テストなら10点も取れないよ

 

というか、まず頑張って勉強しよう!っていう気持ちにすらならないくらい理解できないから。

 

じゃあ、あれだけ得点力を磨き上げた理社なら輝ける?

 

それが全くちがう笑

 

高校入試で95点も取れたはずなのに、

 

高校の理社には全く歯が立たない。

 

同じ科目か?ってくらい無力

 

それが現実。

 

だから

 

国語200点

数学200点

英語200点

理科50点

社会50点

 

これくらい、配点に違いをつけて

 

どうしても英数を頑張らないと受からない!

 

っていう流れにすべきだと思うんだよね。

 

あくまでも高校の授業にがっちりついていけるには?

 

という観点から見たらね。