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「もう一本後」の存在を知ってしまった娘

6時半に自分の目覚ましをセットしている我が娘。

ご存知の人も多いだろう「雷電」である。

二階で鳴っても、一階にまではっきりその音が聞こえる代物だ。

しかし、そんな音で娘が起きるわけがない。

何度もスヌーズを繰り返し、僕の我慢の限界を超えたところで一階から怒鳴る。

で、今日起きてきたのは7時5分だ。

娘は入学当初、友達と待ち合わせて「7時25分」の電車に乗っていた。

そのためには7時10分には家を出ないといけない。

その友達は東武東上線沿線に住んでいる子なので、もっと早くに家を出ているのに

「別にそんなに早く行く必要ないのに」

と言い始めていたアホ娘。

ゴールデンウィークが明けてからは、もう一本後の電車に乗ることにした。

その友達には「25分のに乗ったときだけ連絡するね」と言ったそうだ。

話を今朝のことに戻そう。

7時5分に起きた、ということは当然ながら7時25分の電車には乗れない。

髪を濡らし、ドライヤーでブローをし、アイロンで前髪をクルっとしてコンタクト装着。

制服を着て朝ごはんを食べ、歯磨きをする。

この動作一つ一つが、時間に追われているとは思えない遅さ。

なんだろね、あの神経の太さ。

一本後の電車は7時40分発。

そのためには7時25分に家を出て出なきゃいけないのに

まー、のんびりのんびり鼻歌とか歌いながら。

息子も同じ電車に乗るのだが、この時点で息子は一足早く出発した。

「もう間に合わないよ?」

と言っても

「大丈夫大丈夫」

と余裕たっぷり。

いやいや、間に合わないから。

元サッカー部の男子高校生がようやく間に合う時間なのにね。

7時28分

もうだめだ。間に合わない。

ようやく全ての支度を終え、ここで初めて時間を確認し

「あ、ダメだ。パパ、車で送ってー」

はい、キター

絶対最初からそのつもりだったよなー

車のエンジンをかけ、待つ。

でも、娘は出てこない。

7時31分

車でもギリギリの時間だ。

そこでようやく玄関が開き、娘が車に向かってくる。

100人が同じ状況に置かれたら、間違いなく100人が小走りになるシーンなのだが

娘はこのタイミングでものんびり歩く。

立ち止まって、ローファーを履き直したりもする。

車に乗り込み

「よろー」




「急ぐと危ないからゆっくり行くからよ。間に合わないかもしれないから」

そう言って出発すると

「いや、パパなら大丈夫」

と訳の分からない発言。



朝、車で通勤している人なら分かるだろうが

1分遅く出るだけで、道路の混み具合って激変するよね?

娘はそれを分かってない。



いつもはスムーズに走れる道に、謎の渋滞発生

「なんだこりゃー」とか言いながらも、焦る様子もなくスマホを弄りながら

「あれ?40分の電車の一本あとの電車でも間に合うんじゃね?」

と言い出す娘。


やばい

やばいぞこの状況


だめだ

気づいてはならない

その電車の存在に。


7時56分発

実はそれでも間に合うのだ。


今すぐにスマホを奪いたい

気づくなー

その電車に気づいたら

お前は7時半まで寝るだろー


「へー、間に合うね、これは」


あかーん

完全にインプットされてしまった。


明日の朝が怖い…




結局7時40分発の電車には間に合ったが

おそらく彼女の頭の中には

7時56分

が深く刻み込まれたに違いない。